VIO脱毛が恥ずかしい女性へ!元脱毛サロンスタッフが教えるVIO脱毛の裏側
VIO脱毛は、デリケートゾーンを清潔に保てるなど多くのメリットがあることから、今や女性だけではなく男性にも人気があります。
けれども、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛するのは抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
たしかにスタッフさんも女性にとはいえ、デリケートゾーンを他人に見せるのは恥ずかしいですよね。
そこで今回は、恥ずかしさの軽減対策としてVIO脱毛の流れや照射時の格好・体勢・所要時間について詳しくご紹介します。
さらに、元脱毛サロンスタッフの私が「VIO脱毛が恥ずかしい女性からの質問」にもお答えしますので、迷っているあなたは最後まで必見です!
VIO脱毛中の体勢と格好
格好
服装
脱毛サロンや医療脱毛クリニックによって多少の違いはありますが、ほとんどは上記のようなラップタオルやタオルワンピース、または白衣やガウンなどに着替えます。
下半身のみの照射の場合は、上半身は着替えずに下だけ脱ぐこともありますが、その際はバスタオルで肌を隠してもらえるので安心してください。
ショーツ
ラップタオルの下は何も身につけないサロンもありますが、ほとんどは上記のような紙ショーツに履き替えます。
紙ショーツは使い捨てなので、不織布タイプが一般的です。形は通常のパンツタイプとTバックタイプがあり、サロンによって異なります。
Vライン照射時の体勢
ベッドに仰向けに寝転び、つま先を少し外側に向けて軽く両足を開きます。
スタッフが紙ショーツを少しずつずらし、お手入れする場所のみを露出して照射していきます。
Vラインの外側など角度ができて光が当たりにくい場合は、片足の膝を立てて外側に倒す4の字のポーズを指示されることもあります。
Iライン照射時の体勢
ベッドに仰向けに寝転んで照射する側の片膝を立て、そのまま外側に倒して4の字のポーズを取ります。
Vライン同様に紙ショーツは履いたまま、紙ショーツをスライドさせながら照射していきます。
もう片方の足も同じようにお手入れします。
Oライン照射時の体勢(その1)
ベッドに横向きに寝転び、上になった足を軽く折り曲げます。
紙ショーツの後ろ側を少しずらして照射します。その際にスタッフがお尻の割れ目を少しだけ広げます。
また、稀にベッドの上で四つん這いになり、紙ショーツをずらして照射することがあります。
四つん這いになるとお手入れするOラインが見えやすくなるので、スタッフがお尻にあまり触れることなく照射できます。
ただし、四つん這いは恥ずかしいと感じる人が多いため、この体勢でお手入れするサロン・クリニックはあまりありません。
気になる方はカウンセリング時に、あらかじめ照射の体勢を確認しておきましょう。
Oライン照射時の体勢(その2)
ベッドにうつ伏せに寝て、紙ショーツをずらすか下ろすかして照射します。
お尻のお肉が豊かな人、スポーツなどでお尻の筋肉が発達していている人は、お尻を広げてもOラインが見えにくい傾向があります。
その際はスタッフが2名体制になったり、自分でお尻を広げるようサポートをお願いされたりすることもあります。
VIO脱毛の流れと所要時間
VIO脱毛当日のお手入れの流れをご説明します。脱毛サロンも医療脱毛クリニックも、脱毛の流れはほとんど同じです。
VIO脱毛の流れ
[1]前日~2日前までに自己処理しておく
サロンの光脱毛、クリニックのレーザー脱毛ともに、事前処理のシェービングが必要です。照射の前日~2日前までに自己処理を済ませておきましょう。
シェービングには電気シェーバーを使用します。カミソリは肌への負担が大きいので使用は避けてください。
長い毛はいきなり剃ろうとせず、まずは眉毛用などの小さなハサミで短くカットしてから電気シェーバーで剃ります。
毛量を減らしたい人や毛質を柔らかくしたい人は、脱毛サロンでは3回目くらいまでは全剃り・全照射がおすすめです。
ただし、毛量・毛質については個人差が大きいので、毎回スタッフと話し合ってお手入れを進めていきましょう。
シェービング後はローションで保湿するなど、アフターケアを忘れないようにしてください。
VIOの中でも、とくに処理が難しいIライン・Oラインについては以下の記事を参考に処理しましょう。
→失敗しないIラインの自己処理方法
→Oラインの正しい自己処理方法
[2]指定の服装に着替える
先ほどご紹介した指定の服装に着替えます。
着替える場所は更衣室や施術ルームなど、サロンやクリニックによって異なります。
ラップタオルで部屋から部屋への移動が恥ずかしい人は、施術ルームで着替えができるかどうか確認してみましょう。
[3]着替えが完了したらスタッフを呼ぶ
着替えが終わったら、呼び鈴などがある場合はそれらを使ってスタッフを呼びます。
呼び鈴がない場合は自分で声をかけるか、適当な時間を見計らってスタッフから「ご準備はできましたか?」と声がかかるので、それまで待機しましょう。
声がかかっても着替えが終わっていない場合は、「もう少し時間が必要です」と伝えれば大丈夫です。
[4]ベッドに寝転がり剃り残しをチェック
着替えが完了してスタッフが登場すると、ベッドに寝るように指示されます。
このときお腹から脚が隠れるようにタオルをかけて、肌が露出しないように配慮してくれることが多いです。寒い場合は遠慮なくスタッフに伝えましょう。
照射前に剃り残しがないかチェックします。Iライン・Oラインは自分では見づらく手が届きにくい部位なので、剃り残しがあった場合には無料でシェービングしてくれるサロン・クリニックが多いです。
Vラインの剃り残しは有料になったり、剃り残し部分を避けての照射となったりすることもあるので、注意しましょう。
照射時のまぶしい光から目を保護するために、ゴーグルやタオルで目隠しをします。
[5]ジェルを塗られて照射開始
一般的な脱毛サロンやクリニックでは、照射前にジェルを塗ります。照射するVIOゾーンに一気に塗るのではなく、照射する部位ごとに細かく塗っていくことがほとんどです。
照射は、Vライン→Iライン→Oラインの順序で行うことが多いです。
[6]冷却
サロンの光脱毛でも、クリニックのレーザー脱毛でも、光を照射してメラニン色素(毛の黒色)にアプローチし、熱エネルギーを発生させることで毛根にダメージを与えます。
そのため照射した部分が赤くなったり、体内に熱がこもったりするので、冷却パットやローションでお手入れ箇所を数分冷やします。
スタッフが照射した場所にタオルにくるんだ冷却パットを置いてくれたり、ローションを塗ったりしてくれるので、そのまま寝ているだけでOKです。
[7]保湿ローションを塗る
照射後の肌はとても乾燥しやすいため、ローションなどを塗布してしっかり保湿します。
まれに保湿ローションが用意されていないサロン・クリニックもあります。その場合は自分で持参して着替えの際に自分で塗りましょう。
早めにスキンケアをしておくと、肌への負担が軽減されてより早い脱毛効果が期待できます。
[8]着替えて完了
ジェルの拭き残りなどがあれば、着替える部屋に用意されているウェットティッシュなどでキレイに拭き取ります。
そのままお手入れした部屋で着替える場合と、更衣室に移動して着替える場合があります。更衣室に移動する場合は、忘れ物がないか確認してから移動しましょう。
着替えをして身支度を整えたら、お手入れ終了です。
所要時間
どのくらいの時間、スタッフさんに見られるのか事前にわかっていれば、覚悟を決めて挑むことができるはずです。デリケートゾーンのお手入れにはどのくらいの時間がかかるのか気になりますよね。
毛量や毛質、仕上がりをツルツルにするか毛を残すかなど、毛や肌状態によって異なりますが、照射時間の目安は以下のとおりです。
部位 | 所要時間 |
---|---|
Vライン | 10~15分 |
Iライン | 5~10分 |
Oライン | 5~10分 |
VIOすべて | 15~30分 |
照射を繰り返すことによって徐々に毛が細く薄くなっていくので、上記の時間は照射回数を重ねるごとに短くなっていきます。恥ずかしい時間はだんだんと少なくなるので安心してください。
ただし、上の表の時間は照射のみの時間です。剃り残しがある場合は、スタッフが残ったムダ毛処理をすることになるので恥ずかしい時間が多くなってしまいます。
恥ずかしい時間を極力増やさないためにも、事前にしっかりと自己処理をしておきましょう。
元スタッフが語る!VIO脱毛の裏側
私は元エステサロンスタッフとして脱毛を担当していました。たくさんのお客様を相手にVIO脱毛をしてきましたが、デリケートゾーンをまじまじと見たことはありません。
お手入れの際は照射漏れがないように、毛と脱毛器を見ていることがほとんどです。あとはお客様の毛や肌状態のチェックをしていました。
スタッフは多くの女性のVIOをお手入れしているので、見慣れてしまってなんとも思っていませんよ!
はじめは恥ずかしいかもしれませんが通っているうちに慣れてくると思うので、「恥ずかしいから」という理由でVIO脱毛をあきらめるのはもったいないです。
まずは無料カウンセリングに受け、スタッフさんの態度や環境を確認してみましょう!
お悩み別の事前対策
SNSで見つけたVIO脱毛が恥ずかしい女性たちの質問に、元エステサロンスタッフがお答えします。
照射中、デリケートゾーンのニオイが気になってしまうのですが、サロンスタッフさんたちは気にならないのでしょうか?
- なりません。
-
デリケートゾーンは常に下着やストッキングが密着しているので蒸れやすく、ニオイがこもりやすい場所です。そのため誰でも多少のニオイがあり、それが普通です。
また、アンダーヘアには汗・排泄物・オリモノ・生理時の経血などが付着しやすく、これらに雑菌が繁殖すると不快なニオイの原因となります。
VIOのお手入れ前に、これらの付着物をきちんと除去することでニオイはかなり軽減されます。
ほとんどのサロン・クリニックにはウェットティッシュや赤ちゃん用のおしり拭きが用意されているので、照射前に汚れをしっかり拭き取りましょう。
とくに余計な成分が入っていないおしり拭きは、敏感肌にも安心なのでおすすめです。
また、日頃から通気性の良い天然素材(綿・絹など)の下着を着用したり、デリケートゾーン専用の石鹸を使用したり、規則正しい生活をしてホルモンバランスを整えたりすることもニオイ対策として効果的です。
Iラインを脱毛すると汚れが付きやすい毛がなくなるわけですから、排泄物や分泌液が付着しにくくなり、ニオイの軽減も大いに期待できます。
私は体毛が濃いので裸を見せるのが恥ずかしいです。とくにVIO脱毛は、スタッフさんからどう思われるのか不安で踏ん切りがつきません。
- 脱毛前には自己処理が必要なのでボーボー状態を見ることはありません。
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光脱毛でもレーザー脱毛でも、照射前にムダ毛をシェービングする必要があります。
そのため、脱毛サロンに行くときは、キレイに剃られた状態になっているので、お悩みの濃い毛をスタッフに見られることはありません。
ハイジニーナ(無毛)でなく減毛を希望している人も、最初の数回は全剃り・全照射をして毛量がある程度減ってから、仕上げの量を調整して仕上げていきます。
なので、全剃りが不要になるころには、一般的な量か、もっと少ない状態になっているはずです。
そもそも脱毛しに来店しているのですから、毛深いヘアを見てもスタッフはなんとも思いませんよ(^^)
私は普段からとても濡れやすいです。脱毛をする方が女性だとわかっていても、緊張して余計に濡れてしまいます。毎回脱毛中はとても恥ずかしいです。
- ジェルを塗っているので濡れているかどうかわかりません。
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膣は刺激を受けると分泌液が出すことがあります。これは膣内を清潔に保つための自浄作用であって、気持ちいいと感じていなくても分泌されることはよくあることです。
ですから、何も気にすることはありません。それに照射時は保護用のジェルを塗るので、もし濡れたとしてもジェルと混ざってしまってスタッフにはわかりません。
実際に私も、お客様のVIOを照射していて、濡れていると気づいたことは一度もありませんでしたし、仮に気づいたとしてもなんとも思いません。
オリモノが気になるのであれば、事前に拭き取れば大丈夫です。短いお手入れ時間中に、気になるほど大量のオリモノが出てくることはまずあり得ません。
VIOが真っ黒で、これまで多くの女性のVIOを見てきたスタッフさんだとわかっていても、やっぱり恥ずかしいです。
- 黒ずんでいるお客様は多いので気にしないで。
-
サロンスタッフは1日に10人以上のVIOを見ているので全然気になりませんが、見せる側としては恥ずかしい気持ちもよくわかります。
デリケートゾーンはとても皮膚が薄いのでもともと色素沈着が起きやすく、黒ずみが目立つ人は多いです。
とくに、Iライン・Oラインは下着の擦れやトイレットペーパーでの拭き取りの影響で、黒ずんでいる人がほとんどです。
黒ずみが酷い場合は痛みが強くなるため出力を下げて照射することもありますが、常に痛みの確認をしながらお手入れするので安心してください。
日頃から行える黒ずみ対策として、美白成分配合のデリケートゾーン専用クリームを使用するのも効果的です。
→気になる人は黒ずみ対策に期待できる「イビサクリーム」がおすすめ
私は小陰唇が大きく、本当にコンプレックスです。だからサロンスタッフさんといえど、見られるのが恥ずかしいです(泣)
- スタッフは局部までは見ていません。
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知恵袋などを見ると小陰唇が大きくて悩んでいる人は、結構多いのがわかります。他人と比べるわけにいかないので悩んでしまいがちなのだと思います。
サロンスタッフは今まで何百人もの女性のデリケートゾーンを見てきました。
ですが、デリケートゾーンを凝視したり、細かな局部までチェックしたりすることはありませんし、何よりも見慣れているので本当に何も感じません。
お客様でも恥ずかしいのは最初の1~2回だと言う方がほとんどです。安心してお任せくださいね。
この記事のまとめ
普段は隠している部分を他人に見せるのですから、VIO脱毛が恥ずかしいと思うのは当然のことです。
けれども今回のように、事前にお手入れの流れや所要時間などの詳細がわかっていれば、多少なりとも不安は軽減されるのではないかと思います。
アンダーヘアを処理すると、デリケートゾーンを清潔に保てたり、下着や水着のオシャレが楽しめたりと、多くのメリットがあります。
ですが、カミソリなどを使っての自己処理は、皮膚が薄いデリケートゾーンには肌トラブルや毛嚢炎などの可能性が常に伴う危険な行為です。
恥ずかしいことを理由にVIO脱毛を先延ばしにするのは、デリケートゾーンにそれだけ多くの負担をかけることとなります。
サロンスタッフや看護師は脱毛のプロです。あれこれ悩まずに、まずは無料カウンセリングを予約してプロに相談することから始めてみましょう!