失敗しないIラインの自己処理方法
アンダーヘアの中でもIラインのムダ毛は、自分で処理をするのが難しい部位です。
自己処理のハードルが高いがゆえに、「脱毛サロンや医療脱毛クリニックでも脱毛施術を受けたい」と考える人も多いのですが、実は脱毛に通う前にもシェービングが必須になります。
また、「脱毛に通うのは厳しいから自分で自己処理したい」という人も多いでしょう。
そんなとき、Iラインの自己処理方法がわからないとどう処理をしてよいか困ってしまいますよね。
そこで今回は、普段の自己処理はもちろん、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの前処理にも役立つ、Iラインの上手な自己処理方法やIラインのムダ毛に対する口コミをご紹介いたします。
Iラインの毛についてどう思う?女性男性どっちもに聞いた
Iラインのムダ毛をどう処理しているのか、その方法と、あえて処理をしていない意見を集めました。
女性の意見
自己処理をしている派
自己処理を一切していない派
脱毛派
もううぶ毛しかIラインに生えてこなくなりました。
Iラインを処理している人は意外と多いことがわかりました。処理方法としては、自己処理する人と脱毛サロンへ行く人とに分かれています。
脱毛サロンの場合は脱毛専門のプロにお任せできるので安心感がありますが、粘膜部分のため照射パワーを落とされ、脱毛のスピードが遅くなり、思うようにムダ毛が減らないという意見もちらほら見られます。
では、男性は女性のIラインのムダ毛についてどう感じているのでしょうか?
男性の意見
男性から見た女性のIラインのムダ毛は処理すべきか、気にならないか意見を集めました。
ツルツルにしてほしい派
切り揃えるくらいはした方が良い。
自然なままでいい派
はじめから生えていない人はそれはそれで良いと思いますが、生えている毛を処理することに違和感を覚えます。
男性の中には自然のままでかまわないといいう意見が多いようです。
処理してほしいという意見の男性の中でも「ツルツルにしてほしい」という意見よりは「整える程度でいい」という意見の方が多いことがわかります。
下着や水着からはみ出てしまうのは女性から見ても不衛生に感じてしまうので、そのようなシーンのときは処理をするようにしましょう。
Iラインの自己処理方法
Iラインをキレイに自己処理していれば、生理時や排せつをする時にもムダ毛に汚れが付かないので、不快な臭いがすることなく、清潔を保つことができます。
今回は、一般的な顔用シェーバーや女性用のアンダーヘアシェーバーを使用したIラインの処理方法をご紹介します。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛施術を受ける前や、自分で脱毛機を使用する際の事前処理としても使えるので、覚えておくと便利ですよ。
処理をするときは、不安定な姿勢をとったり、鏡を使用したりするので、浴室ではなく部屋や脱衣所で行うことをおすすめします。
用意するもの
- 顔用電気シェーバーまたは女性用アンダーヘアシェーバー
- ウェットティッシュ
- ハサミ(眉カット用が理想)
- 保湿剤
- 鏡
[1]処理をする部分を清潔にする
Iラインを処理する前に、入浴するかウェットティッシュなどで性器の周りを清潔にしましょう。
ウェットティッシュは赤ちゃんのおしりふきのような、余計な成分が入っていないものがおすすめです。
アルコールなどが入っていると、粘膜部分が浸みて痛みを感じることもあるので注意してください。
[2]鏡に向かって脚を開く、もしくは覗き込む
自立する鏡を置き、鏡に向かってヒザを立てて、鏡越しにIラインが確認できるような姿勢をとります。いわゆる「M字開脚」の状態です。
すべての処理を鏡越しで行うのは慣れるまで難しいので、時にはIラインを覗き込んで自分の目で確認しながら処理を進めましょう。
[3]剃る前に3~5ミリ程度にまでカットする
Iラインの毛が伸びすぎていると、電気シェーバーの刃がうまく通らないので、あらかじめ毛を3~5ミリ程度にまでカットしておきます。
毛先が丸くなっているタイプおハサミを使用すると安心です。
[4]Iラインを蒸しタオルで温める
皮膚の表面には、ケラチンというアミノ酸が結合したタンパク質でできており、温めると柔らかくなる性質があります。
そのため、処理をする前に蒸しタオルで5分ほど温めておくと、肌と陰毛が柔らかくなり、シェーバーが引っかかりにくくなるんです。
スムーズにシェービングが進めることができれば、肌への負担を減らせることにも繋がります。
入浴後で肌がまだ温かい場合は、そのまま処理をしても問題ありません。
[5]毛の流れに沿って剃る
シェーバーは肌に対してぴったりと当てて、片手で皮膚を少し引っ張りながら、毛の流れに沿って動かすと上手く処理ができます。
逆剃りをすると毛と一緒に皮膚も削り取ってしまい、肌トラブルを引き起こす可能性があるので控えてください。
また、ボディ用のT字カミソリを使用して処理を行うことも可能ですが、細かい部分は処理しづらいので、フェイス用もしくは女性用のアンダーヘアシェーバーがおすすめです。
水着や下着からはみ出ないことを目的としている場合は、カラダが動いても毛がはみ出さないかをチェックしながら処理を行うと効率が良いです
[6]冷やしたタオルでクールダウンする
電気シェーバーは肌に刃が当たらないとはいえ、ムダ毛を処理した後の肌には大きな負担がかかっている状態です。
水で濡らして固く絞ったタオルや、冷たいアイスまくらなどで、処理をした部分を冷やし、肌の炎症を抑えましょう。
[7]保湿する
処理後の肌は、電気シェーバーの刺激による摩擦で、肌が乾燥しやすく、あらゆる刺激に敏感な状態です。
そのため、下着との摩擦など、ささいな刺激であっても、赤みや痒みなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また、乾燥した状態で肌が固くなってしまうと、埋没毛や毛嚢炎などの原因にもなってしまいます。
そういったことを防ぐためにも、自己処理後は保湿ケアをしっかりとおこなってください。
次の毛が生えてくるまでの間もしっかり保湿して肌に潤いを与え続けることで、肌トラブルを防ぎ、黒ずみも軽減することにも繋がります。
→脱毛で黒ずみが解消される?脇やVIOのケア方法とおすすめクリーム
[8]Iラインの自己処理は頻回に行わない
Iラインの自己処理は、すればするほど肌に刺激を与えてしまい、肌トラブルや黒ずみの原因となってしまいます。
そのため、処理頻度はできるだけ抑えるのが大切です。
常に自己処理をするのではなく、水着を着るときだけなど、限定的に行うようにしましょう。
チクチクが気になる人はヒートカッターがおすすめ
Iラインのムダ毛を剃ると、生えてきた毛がチクチクして痛みを感じます。
チクチクした毛は、下着や水着から飛び出してしまうので、見た目も良くありませんし、下着の持ちにも影響してしまいます。
そんな、処理後のチクチクした毛を解消できるのが、ヒートカッターなんです!
ヒートカッターとは
※画像:ヨドバシ.comより引用
ヒートカッターは、ムダ毛にコームをあて、熱源で毛をカットする仕組みの脱毛機です。
そのため、毛先が尖らず丸く仕上げることがき、処理後にチクチクした不快感を軽減することができます。
ヒートカッターで処理するメリット
処理後、毛がチクチクするのを防ぐことができるのはもちろんのこと、自己処理による肌への負担が少ないメリットがあります。
ヒートカッターは毛を焼き切るように処理をするため、肌の角質を削り取ってしまったり、毛穴を刺激してしまったりすることがなく、自己処理後の肌トラブルのリスクも軽減できるんです。
ヒートカッターで処理するデメリット
毛を焼き切るため処理後もムダ毛が残った状態になるります。完全に毛をなくしたい人には向いていません。
同じ部分を何度も往復させると、やけどに繋がる可能性もあるので、まったくリスクがない処理法ではないんです。
また、1回に処理できるムダ毛の本数は数十本程度なので、電気シェーバーと比べると処理にかなりの時間がかかってしまいます。
Iラインの理想の形
何も考えずにIラインをつるつるの状態にし、後悔している人もたくさんいます。
そのためVIO全体のバランスを考えてどう処理をするか決める必要があります。
サロンでVIO脱毛をする場合も、Iラインだけを部分的に施術をする脱毛プランもありますが、VラインやOラインとセットで処理をする人が多いです。
Iラインの自己処理、脱毛で後悔しないためにも、まずは事前にデザインをどうするのか考えることが重要です。
Vラインにつながる前面だけを残す
Vラインの毛を少しでも残すなら、Iラインも自然に繋がるように、前の部分を少しだけ自然に残すことをおすすめします。
Vラインの毛をどのくらいまで短くするのかにもよりますが、Iラインを無毛にしてしまうと、裸で立った時に、股の割れ目がくっきりと見えてしまうので恥ずかしいと感じる人が少なくありません。
こういった状態を避けるには、VラインとIラインの境目のあたりの毛はさほど処理をせずに、中央からOラインに向かってツルツルにするのがおすすめです。
見た目的には自然な印象を残しつつ、ハイニジーナのメリットでもある蒸れない快適な状態を保つことができます。
ツルツルにする
Vラインの毛を残さず処理するのであれば、Iラインの毛も残さずに、VIOはすべてツルツルにした方が自然な仕上りになります。
ハイジニーナにすることで、生理時や排せつ時、ムダ毛に汚れがつかず、不快な臭いも防ぐことができるので、清潔で快適に過ごすことができます。
自己処理のしすぎは黒ずみの原因になる
Iラインを含むデリケートゾーンは、自己処理が原因で黒ずみや色素沈着が起こりやすいと言われています。
女性器部分は粘膜に近く皮膚も薄いため、少しの刺激であっても、黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を促進してしまうんです。
そのため、自己処理を頻繁に行うのは避けた方が無難です。
脱毛エステやクリニックで施術を行うときの前処理や、水着を着るときなど、決まったときにだけ自己処理をして、回数を減らすよう心がけましょう。
この記事のまとめ
Iラインは自己処理の難しい部分ですが、正しい手入れ方法で処理をしていけば、しっかりとムダ毛をなくしていくことができます。
しかし、何も考えずにただ毛をなくして後悔している人も多いので、事前にデザインや処理方法についてしっかり考え、それから処理を実行しましょう。
また、毛量や毛質も人それぞれなので、自己処理では不安という方も少なくないかと思います。
そんな人は、思い切って脱毛のプロにお任せするのもおすすめです。
デリケートゾーンの脱毛は、脱毛サロンの光脱毛なら痛みが少なく、医療脱毛なら痛みはありますが、脱毛サロンよりも早く脱毛効果を実感することができます。
脱毛サロン、医療脱毛クリニックに関わらず、まずは無料カウンセリングを受けてみましょう。