メンズ脱毛でオススメの回数は？しっかりと効果を出すには毎日のケアが重要

脱毛の効果が感じられるのは照射３回目から

脱毛サロンで手足・胸・VIOなどボディのムダ毛を脱毛する回数は以下の通りです。

脱毛が１回の照射では終わらないことは先述の通りですが、どの程度の状態を脱毛完了とするかは人それぞれです。

女性の場合は、すべてのムダ毛がツルツルになるまで脱毛する傾向がありますが、男性の場合はつるつる状態は恥ずかしいからと、毛量を減らす程度でよしとする人が多いようです。

顔（ヒゲ）は効果を早く実感するが回数は多く必要

ヒゲは男性ホルモンに左右されるため、効果の出方には個人差があります。

脱毛処理は、毛が生えかわるサイクル（毛周期）に合わせて行う必要があります。そして、顔の毛（ヒゲ）は、体の毛よりも生えてくるサイクルが早いとされています。

体は２カ月に１回の周期で処理を行いますが、顔は２週間から１カ月に１回の周期で処理が可能です。

ヒゲの濃さや量には個人差が出やすく、男性ホルモンの分泌量にも左右されるため、効果を実感するまでの回数にはかなりの差があります。

もともとヒゲが薄い人の場合は10回程度で完了しますが、濃い人の場合は20回以上必要になることもあります。

背中やVIOは効果が現れにくいことがある

体に生えているムダ毛は、場所によって毛量や太さ、濃さが異なります。そのため、部位によっても脱毛効果の現れ方は異なります。

光脱毛や医療レーザー脱毛は、毛の黒い色素（メラニン色素）に反応する光を照射し、そこで生まれた熱エネルギーによって毛根内の毛母細胞や毛乳頭にダメージを与え、毛を生えにくくする脱毛方法です。

そのため、背中のように他の部位より毛が細く薄い部位の場合はメラニン色素も少ないため、ダメージを与える力が弱くなります。

また、VIOやワキといった、体の成長にしたがって生えてくる毛は「性徴毛」といい、毛根や毛が太い・密集して生えてくるのが特徴です。こうした部位も、効果が現れにくいとされています。

産毛や性徴毛の脱毛には、他の部位の1.5倍程度の回数が必要だと考えておくべきでしょう。

5回以上照射しても効果が感じられない時にはスタッフに相談を

５回程度照射をしてもまったく効果が感じられない場合は、照射パワーが弱い・きちんと光が当たっていないなどの可能性が高いため、脱毛サロンに相談することをおすすめします。

照射パワーが弱いのであれば、次回から出力を上げてもらうように相談しましょう。また、照射漏れなどできちんと光が当たっておらず効果が感じられなかった場合は、ほとんどのサロンで再照射に対応してくれます。

脱毛サロンで照射を受けるときには、脱毛してもらう部位の毛を事前に自己処理していく必要があり、実際にムダ毛が残っている状態を見せるのが難しい状況です。

そのため、問題の箇所を写真に撮っておき、脱毛サロンのお客様センターなどに連絡をして、指示を仰ぐと良いでしょう。

来店をした際に説明を求められることもあるので、その場になって困らないためにも、しっかりと説明できるようにしておくことが大切です。

脱毛無制限（脱毛し放題）プランも検討してみる

毛量や毛質には個人差があるため、何回照射をすれば絶対に大丈夫とは言いにくい面があります。

また、ライフスタイルや食生活などが原因でホルモンバランスが崩れると、毛が濃くなったり、再び生えてきたりすることもあります。

ムダ毛がつるつるになるまで脱毛したい人や、もともと毛の量が多い・剛毛の人などは、満足のいく状態になるまで回数を気にせず通える脱毛無制限プランを検討すると良いでしょう。

ただし、脱毛無制限を謳いながら実際には有効期限が限られている場合や、人気サロンの場合、思うように予約が取れないケースもあるので、プラン選びやサロン選びは慎重に行う必要があります。

脱毛の効果をアップするには自宅ケアも重要

毎日の生活や肌の手入れに気をつければ、脱毛の効果をアップすることができます。

効果がアップすれば、照射の回数を減らすこともできるため、結果的には費用面でも節約になります。

カミソリではなく電気シェーバーで処理をする

男性のムダ毛処理といえば、安価で気軽に手に入るT字カミソリが定番です。

しかし、カミソリはムダ毛と一緒に肌の角質も削り取ってしまうため、知らず知らずのうちに肌を傷つけ、カミソリ負けなど肌トラブルの原因になります。

肌トラブルがあると、処理を受けられなかったり、照射の出力を弱くされてしまったりする恐れがあります。

そのような事態を防ぐためにも、ヒゲはもちろん、体のムダ毛を処理するときには、カミソリではなく電気シェーバーの使用をおすすめします。

電気シェーバーは刃が直接肌に触れない構造になっているため、自己処理のなかでは一番肌に優しい処理方法だと言えます。

毛抜きやワックスでの処理は禁止

毛抜きやワックスで自己処理をすると、毛を毛根から抜いてしまいます。先述の通り、光脱毛や医療レーザー脱毛では、毛のメラニン色素に光やレーザーを反応させて脱毛を促すため、毛が抜かれた状態の肌に照射をしてもまったく効果が出ません。

ひとたび毛を引き抜いてしまうと、次に脱毛できる状態になるまで３～４カ月必要にあり、完了までにかかる回数はもちろんのこと、期間も伸びてしまいます。

そのため、脱毛サロンでの脱毛を決めたら、毛抜きやワックスでの自己処理は止めるようにしましょう。

毎日の保湿をしっかりと行う

照射した光をしっかりと毛根に届けるためには、肌のなかの水分量も大切です。

肌が乾燥していると、照射をした後にヒリヒリしたり、赤みが出たりと、肌トラブルも起こりやすくなってしまいます。

一方、肌のなかに水分がしっかりあると、照射時に生まれる余分な熱を吸収し、ダメージを和らげてくれます。

男性は女性に比べると比較的保湿を行わない人が多いですが、脱毛をする場合は、顔はもちろんのこと、体やVIOのデリケートゾーンに至るまで、全身しっかりと保湿ケアをするようにしましょう。

規則正しい生活でホルモンバランスを整える

すねなどにムダ毛が生えたり、ヒゲが濃くなったりする原因の１つが、男性ホルモンの存在です。夜更かしなど不規則な生活をしていると、ホルモンバランスが崩れて、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。

男性ホルモンが多くなると、せっかく脱毛したにも関わらず、再びムダ毛が生えてきてしまう恐れがあります。ホルモンバランスを崩さないためにも、規則正しい生活を心がけ、ストレスをためないようにすることが大切です。

脂っこい食事は避けバランスよく食べる

ファストフードや揚げ物などの脂っぽい食事は、男性ホルモンを増やすと言われています。

先述の通り、男性ホルモンはムダ毛が増える原因のひとつであるため、男性ホルモンを過剰に増やさないようにすることが大切です。

特に、外食の多い人は栄養のバランスが偏りがちなので、なるべく野菜などを摂るように心がけましょう。

脱毛サロンからの注意事項は必ず厳守する

脱毛サロンで光の照射を受けた後は、体内に熱がこもっている状態のため、体温の上がる行為は禁止されています。

特に、浴槽に浸かる入浴や飲酒、激しい運動、エステ、マッサージは控えるようにしましょう。脱毛処理を行った日の入浴は、シャワーをさっと浴びる程度で済ませることをおすすめします。

脱毛サロンでは、照射の際に上記のような注意事項が必ず伝えられます。たかが脱毛と甘く考えずに、注意事項はしっかりと守るようにしてください。

この記事のまとめ