セルフのブラジリアンワックス脱毛を1発で成功させるやり方

1回でツルツルにできる方法とコツ

脱毛ワックスには、水性ワックス（シュガーワックス・ハニーワックス）、油性のソフトワックス、油性のハードワックス（固形ワックス・ホットワックス）の3種類があります。

ここでは、使用の際に温める必要がなく、取り扱いが比較的手軽な水性ワックスの使用方法をご紹介します。

方法

用意するもの

ワックス剤を初めて購入する場合は、セットになっているものを購入すると便利です。ドラッグストアやアマゾンなどの通販サイトで購入できます。

スムーズにムダ毛処理を進めるために、最低限以下のアイテムを揃えておきましょう。

※スパチュラとは、ワックスを塗る際に使用するヘラのこと

毛の流れに沿ってワックスを塗る

脱毛する場所の汚れや水分をよく落としたら、ワックスをスパチュラでとり、毛の向きと同じ方向に薄く均一に塗っていきます。その際、毛の根元にもしっかりとワックスを塗ることが大切です。

また、ワックスは一度に広範囲に塗らず、2～3センチくらいの範囲で少しずつ塗るようにします。一気に塗り広げると、抜け残しや肌トラブルの原因となります。

ワックスの上にシートを貼る

先ほど塗ったワックスの上にシートを貼ります。

ワックスを塗るときと同様に、毛の流れに沿って、シートとワックスをギュッと密着させるように手で押さえ付けて貼っていきましょう。

毛の流れに逆らってシートを剥がす

ムダ毛がワックスに接着したら、毛の流れに逆らってシートを一気に剥がします。このとき引っ張られるほうの肌をしっかりと押さえて、素早く剥がすのが上手に処理するポイントです。

また、肌に対してシートを垂直に剥がすと肌を痛めてしまうことがあるので、必ず肌に対して平行に剥がすようにしましょう。

残ったワックスを拭き取る

最後に残ったワックスを拭き取ります。ムダ毛処理直後の肌はとても敏感になっているので、ゴシゴシ擦ったりせずに、蒸しタオルで軽く、温めながらやさしく拭き取るようにしましょう。

ワックスを洗い流す場合は、熱いお湯の使用は避け、ぬるま湯や水を使うようにしてください。

IOラインを処理するときの姿勢

腕や脚などとは違い、見づらくて手が届きにくいIゾーン・Oゾーンは、カラダの中で処理が難しい部位です。とくにデリケートな粘膜部分は細心の注意が必要なのですが、どんな姿勢をすれば処理しやすいのか悩む人も多いです。

ここでは、IOラインをセルフワックス脱毛するときに適した姿勢をご紹介します。何度か試してみて自分のやりやすい姿勢を探してみてください。

Iライン

【座るポーズ】
まず、床にスタンド型の鏡を置き、その前に座って足を大きく開きます。少し骨盤を後傾させるように座ると、脱毛箇所が見やすくなります。

【立つポーズ】
立った姿勢で椅子などに片足を乗せ、足を大きく開く姿勢をとります。腰を丸めて覗くような姿勢で脱毛箇所を確認することができます。

Oライン

【赤ちゃんポーズ】
床に置いたスタンド型の鏡の前にヒジをついて仰向けに寝たら、赤ちゃんのオムツ替えのように両足を高く上げます。座骨の下に折り畳んだタオルを置くと自然にお尻が上がり、鏡越しにOラインが見やすくなります。

【体ひねりポーズ】
床にヒザを立てて座り、体をひねってお尻半分を上へ突き上げます。鏡を自分の横に置き、Oラインが見やすい位置に調整してお手入れします。

【またがるポーズ】
床に鏡を寝かせて置いて、その上にまたがります。しゃがむ姿勢が大丈夫な人なら比較的負担が少なく、足も大きく広がるので脱毛箇所が見やすいです。

おすすめのブラジリアンワックス

アンジェリカワックス

アンジェリカワックスは専門サロン監修のもと、肌がデリケートな日本人女性向けに開発された水性ワックス。通販販売実績20万個以上、7万件以上の実績を誇る、ブラジリアンワックスの代表とも言える大人気商品です。

海外製のブラジリアンワックスが多い中、日本人女性向けに開発されているので安心して使えます。

厳選されたハチミツ・レモン・砂糖のみを原料として製造されたアンジェリカワックスは、肌にやさしいだけでなく、脱毛効果の高さから女性だけでなく男性の支持率が高いんですよ。

温める必要もなく少量でも抜群の粘着力があることから、初心者でも扱いやすいワックスです。

価格

ワックスは1個あたり250gも入っています。小さいペットボトルがだいたい280gなので、たっぷりとした容量なのがわかります。

また、他のブラジリアンワックスで珍しくボディパウダーが付いています。これをワックスを塗る前に塗ると、毛とワックスがより密着してキレイに抜けます。

口コミ

ブラビアンカシュガーワックス

ブラビアンカシュガーワックスの主成分は植物性の水飴とハチミツ。だから肌への負担が少なく、敏感肌の人でも安心して使えます。

香料・着色料・防腐剤・パラベンフリーとナチュラル製法に徹底的にこだわり、さらにヒアルロン酸・水溶性コラーゲンなどの保湿成分配合で脱毛ケアもバッチリです。

温め不要の常温タイプで、　処理後も簡単に洗い流せるので、ワックス初心者でも手軽に始められます。

価格

• ワックスは1個あたり150g。1セットにつき、スパチュラ1本・脱毛ペーパー25枚が付いています。
• コースを購入すると、選べるプレゼント付き

口コミ

失敗する原因と注意点

ワックス脱毛でありがちな失敗例と注意点をまとめました。上手く脱毛できない場合は、以下をチェックしてみてください。

ムダ毛が長すぎる、もしくは短すぎる

処理する部分のムダ毛が長すぎると、ワックスが毛に絡まってしまい、根元までしっかり塗ることができません。また、反対に毛が短すぎてもワックスが上手くくっつかず、脱毛効果が薄れてしまいます。

ムダ毛が長すぎる場合は、事前に1～2センチ程度にカットしておきましょう。アンダーヘアをワックス脱毛する場合は、親指の第一関節程度の長さを目安にしてカットすると上手に処理できます。

短すぎる場合は無理に脱毛しようすると、皮膚を剥がしてしまうなど重篤な肌トラブルを引き起こしてしまいます。ムダ毛が1～2センチくらいになるまで待ってからお手入れしましょう。

広範囲にワックスを塗りすぎている

ワックス脱毛は、脱毛したい部分に先にワックスを塗って一気に剥がすと思っている人が多いですが、そのやり方では痛いだけでムダ毛はあまり抜けません。

少し面倒ですが、「狭い範囲で塗って剥がす」を何度も繰り返して処理する必要があります。一度にワックスを塗る範囲は、横幅1センチ×縦幅3センチ程度を目安にしましょう。

初心者やIOラインなどの狭い部分を脱毛する場合は、1センチ四方くらいの狭い範囲にワックスを塗り、少しずつ処理していくと抜き残しなくキレイに仕上がります。

ワックスを塗る前に、シートを小さくカットしておくと便利ですよ。

一気に引っ張っていない 

ワックスの粘着力はとても強いため、ゆっくりシートを剥がすと、伸縮性のある皮膚はムダ毛と一緒にシートに付いてきてしまいます。するとムダ毛を引き抜く力が弱まってしまい、毛が抜けずに残ってしまいます。

空いている手で、引っ張られるほうの皮膚を押さえ、肌と平行に勢いよく一気に剥がしましょう。

痛いからといってゆっくり剥がすと、毛が上手く抜けず、痛い思いをしたわりにムダ毛が抜けない結果になる可能性があります。

ワックスが固すぎる、もしくは柔らかすぎる 

ワックスは固すぎても柔らかすぎても、上手く脱毛できません。スパチュラでワックスをすくったときに、まったく動かないようでは固すぎ、垂れてしまうようだと柔らかすぎです。

「ちょっと固いかな」と思うくらい手応えがあるのがベストな固さです。初心者は温度管理の必要がない水性ワックスやワックスシートを利用すると良いでしょう。

剥がす向きや剥がし方を間違えている

狭い範囲ずつ、シートを勢いよく剥がしているにもかかわらず思ったようにムダ毛が抜けない人は、シートを剥がす向きや剥がし方を間違えているケースがほとんどです。

とくにIラインやOラインは、自分の目で直接見ることができないため、そういった失敗が多い部位です。

まずは、毛の生えている向きをきちんと確認し、毛の流れに逆らった方向に剥がします。

シートを垂直に持ち上げて剥がすと皮膚がシートに付いてきてしまい、肌を痛めるうえに思ったような結果が得られません。肌を滑らすように平行に、勢いよく剥がすのが上手く処理するコツです。

脱毛する場所が濡れている

汗や水分が肌に残っていると、ワックスが滑りやすくなり毛の根元にしっかり密着できないため、キレイに脱毛できません。皮膚にボディクリームなどが残っている場合も同じです。

事前処理として肌を清潔にする必要はありますが、洗浄後はタオルでしっかりと水分を拭き取ってください。

お手入れ中に汗をかいて肌が湿ってしまった場合は、ベビーパウダーをはたくとパウダーが水分を吸ってサラサラになり、脱毛しやすくなります。

ブラジリアンワックスの選び方

ブラジリアンワックスには上記の3種類があります。それぞれの特徴と選び方をご紹介しましょう。

水性ワックス

砂糖やハチミツなどを原料としたワックスで、水飴のような形状をしています。

自然由来の成分で製造されているため肌への負担が軽いことに加え、常温でもワックスが固まりにくく扱いやすいことから、敏感肌の人やワックス初心者におすすめです。

長さが1センチ以上の毛であれば、IOラインを含めた全身に使うことができます。

油性ソフトワックス

油性ソフトワックスは、水性ワックスより粘着力があり脱毛効果に優れていますが、その分痛みが強く肌への負担が大きいため、デリケートゾーンの脱毛や敏感肌の人には適していません。

また、原料として松やに（天然ロジン）が使われているため、アレルギーがある人は使用できません。アレルギーの心配がある人は、近年開発されたロジンエステルを使用したアレルギーフリーワックスを使用してください。

粘着力が高い特性を活かして長さが1センチ未満の毛やうぶ毛の処理に適していますが、ワックス脱毛に不慣れな人には扱いにくいため専門サロンでの利用がおすすめです。

油性ハードワックス

粒状や固形状になっており、お手入れの際は専用ウォーマーや電子レンジで溶かして使います。

かなり高温になるため塗る前に適温に冷ます必要があったり、放っておくと固まってしまったりするため、3種類の中でいちばん扱いが難しいワックスです。

粘着性がとても強く痛みも強い一方で、2ミリ程度の短い毛も処理できるためデリケートゾーンや顔脱毛（鼻毛・耳毛など）、メンズ脱毛（ヒゲ）に使われています。

この記事のまとめ