アンダーヘアをヒートカッターで処理する方法
アンダーヘアを処理するのにカミソリや電気シェーバーを使用している人は多いですよね。
カミソリや電気シェーバーでの処理は手っ取り早くて便利ですが、毛がチクチクして肌が痛くなったり、下着から毛が突き抜けてしまったりと、処理後の不快感に悩む女性もまた多いです。
そこで今回ご紹介するのは、ムダ毛を焼き切って処理するヒートカッターです。アンダーヘアを焼き切るなんて想像つかない人もいるかもしれませんが、線香を使ってアンダーヘアを処理する方法は昔から用いられています。
今回は、ヒートカッターを使ったアンダーヘアの自己処理方法と、初心者さん・不器用さんにも安心のおすすめヒートカッターもご紹介しますくわしく解説します。
ヒートカッターとは?
ヒートカッターとは、熱線で毛を焼き切るタイプのムダ毛処理アイテムです。
一般的なヒートカッターは、先端がコーム(くし)の形になっており、コームの内側に熱線が張られています。熱線が肌に直接触れない設計になっているため、線香のように火傷の心配がありません。
メリット |
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・チクチクを軽減できる ・肌トラブルを抑えられる ・家で自己処理できる |
デメリット |
・ツルツルにはできない ・短い毛には使えない ・処理に時間がかかる |
毛の先端が尖ってしまうカミソリやシェーバーに対して、ヒートカッターは毛先を熱で焼いて処理するので、カット部分が丸く仕上がります。
このため処理後のチクチク感が抑えられ、アンダーヘアが下着に引っかかったり突き抜けたりすることが軽減されます。肌への刺激も少なくなるので、かゆみやかぶれ、赤みなどの肌トラブルの予防にもなります。
ただし、ヒートカッターは短い毛や根元からの処理には適していません。ハイジニーナ(パイパン)のようなツルツルな状態にしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ヒートカッターを使ったことがある女性の声
「ヒートカッターを使うとチクチクしないと聞くけど本当なの?」と、ヒートカッターの効果を疑う女性も多いと思います。
そこでつるはだスタッフが実際にヒートカッターを使っている人の口コミを調査してみました。
慣れてコツを掴むまでは少しチクチクしてしまうよう人も多いようです。焦げ臭さが気になる人もいましたが、ヒートカッターは毛を焼いて処理するため、こればかりは仕方ありませんね。
チクチクを軽減!正しい使い方
おすすめの長さ
アンダーヘアを自然な形に整えるコツは、部位ごとに適した長さにカットすることです。以下の表を参考に、長さを整えてみましょう。
部位 | 長さ |
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Vライン | 下の方は2~3cm 中央は2cm(サイドに向かって徐々に短くする) |
Iライン | Vラインに近い毛は2cm Oラインに近い毛は5mm |
Oライン | 1cm |
アンダーヘアのベストな長さについては、以下の記事を参照してください。
→チクチクしない!かゆくならない!アンダーヘアをはさみで自己処理するコツ
用意するもの
- ヒートカッター
- 保湿剤
- ウェットティッシュ(お風呂上がりであれば不要)
- クシ
処理をする部分を清潔にする
毛に汚れや皮脂が付いていると、熱線に汚れが焦げ付いて上手にカットできなくなってしまいます。処理前にお風呂やシャワーで汚れを洗い流すか、ウェットティッシュなどで汚れをキレイに拭き取ってください。
赤ちゃん用のおしりふきは肌への刺激が少なく、デリケートゾーンにも安心して使用できるのでおすすめです。
毛が濡れたままだと、熱が毛に伝わらずカットしにくいので、タオルでよく拭き取って乾いた状態にします。熱線から感電してしまう危険性もあるので、拭き取りは念入りにおこないましょう。
ヒートカッターは防水仕様ではないものがほとんどなので、湿気の多い浴室や洗面所での使用は故障の原因となることもあります。ご注意ください。
クシでといて10本程度を目安につまむ
ヒートカッターのコームが通りやすくなるように、くしで毛の流れを整えたら毛を10本程度つまみます。
一度に大量の毛を処理しようすると、束の中のほうまで熱が伝わりにくく表側の毛しかカットできません。
長さがまちまちになったり、変なちぎれ方をしてしまったりして不自然な見栄えになってしまうので、少しずつカットしましょう。
一度にカットできる毛の本数は商品によって異なるので、事前に取扱説明書を確認してみてください。
毛をピンと引っ張るとカットしやすくなります。
ヒートカッターでカットする
つまんだ10本程度の毛をピンと引っ張り、ヒートカッターを毛に対して垂直に軽く押し当ててカットします。
慣れないうちは最初から短くカットせず、長さを確認しながら少しずつカットしていきます。
熱線を強く押し付け過ぎると、焼き切るより先に毛がちぎれてしまい、毛先が尖ってチクチクしてしまうので注意しましょう。
Vラインは、お腹の方向に向かって徐々に短く整えると自然な感じに仕上がります。
処理後は必ず保湿する
ヒートカッターによる肌へのダメージはありませんが、引っ張られたり焼き切られたりする毛はかなりのダメージを受けています。そのまま放置すると、毛質によっては毛がパサついたり、縮れが強くなったりする可能性があります。
アンダーヘア用のトリートメントなどを使用してしっかり保湿すると、不快感が軽減されるだけでなく、見た目もふんわりした柔らかい感じに仕上がります。
おすすめのヒートカッター
インターネットで検索すると、たくさんの種類のヒートカッターが見つかります。ここでは、つるはだスタッフが厳選したおすすめヒートカッターを一挙紹介します。
商品ごとにデザインや価格、仕様に特徴がありますが、ご自分の毛量や毛質、使用する場所などを考慮して選ぶといいでしょう。
ラヴィアVライントリマー
価格 | 2800円前後 |
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ロングセラーで人気のビキニライン専用ヒートカッター。スティックタイプなので小回りがよく利き、不慣れな人でも扱いやすいです。
スイッチを押している間だけ通電するタイプなので、熱線が熱くなり過ぎず、安心して使用できます。
ラブコスメVライントリマー
価格 | 4100円前後 |
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コーム部分が広く、一度に15~20本もの毛をカットできるので、お手入れの時間を大幅に短縮できます。
また、熱線の温度が2段階に調節可能なので、カットする毛の量を自分好みで調節できるのも便利。乾電池不要の充電式スタイルなのも経済的です。
ラヴィアVライントリマーフローラ
価格 | 8800円前後 |
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ラヴィアシリーズのハイグレードタイプ。充電式でパワーがあり、一度に30本もの毛を処理できるため、毛量が多い方や毛質が硬い方、男性にもおすすめです。
熱線が劣化・破損した場合は、熱線のみ交換できるカートリッジ方式なので長く使用することができるのも魅力です。
シルキーケアヒートカッター
価格 | 2500円前後 |
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先にご紹介したラヴィアVライントリマーと同じメーカーの商品です。
デザインが違うだけで機能は同じです。小型・軽量なので携帯に便利。乾電池式だから海外でも使用できるので、旅行先でも大活躍します。
Vゾーンヒートカッターany
価格 | 2400円前後 |
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手にすっぽり収まるコンパクトサイズなので、アンダーヘアを好きな長さに自在にカットできます。
付属のアジャスターコームを使えば、7ミリ程度の長さに整えることも簡単。ヒョウ柄、ストライプ、カモフラージュなどバリエーション豊富なデザイン・色も可愛いです。
この記事のまとめ
ムダ毛処理後のチクチク感や下着からの毛の突き出しは、ヒートカッターを使用すればかなり軽減することができます。
ヒートカッターは肌へのダメージもほとんどないので、皮膚が薄いデリケートゾーンのお手入れには最適な方法と言ってもいいでしょう。
ただし、短い毛や目が届きにくいIライン、Oラインには、ヒートカッターでのお手入れは適していません。ツルツルにしたい場合やIOラインのムダ毛処理には、脱毛サロンの光脱毛やクリニックの医療レーザー脱毛をおすすめします。
ハイジニーナ脱毛ではなく、毛を残してVIO脱毛している人は、ヒートカッターで毛の長さを定期的に整えると、キレイなアンダーヘアをキープできます。サロンやクリニックでお手入れ済みの方も、ヒートカッターをひとつ持っていると便利ですよ。