中学生でも脇脱毛は当たり前?中学生の脱毛事情を徹底リサーチ

公開日:2018/05/13 更新日:2019/04/19

一般的に、思春期に突入する中学生はムダ毛が気になるお年頃です。特に、薄着の季節は腕・足・ワキなどにムダ毛が生えていると、せっかくのおしゃれも思い切り楽しめないと考える子が多くいます。

ひと昔前までは、中学生のムダ毛処理はカミソリなどを使った自己処理が当たり前でした。しかし、近年は中学生(早熟な子の場合は小学生)でも、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで本格的な脱毛を行うケースが増えています。

世間の中学生の女の子たちは、ワキの処理をどうしているのでしょう。最新の情報を詳しくご紹介します。

中学生は家で処理?それともプロにお任せ?

中学生の脱毛と言うと、家で自己処理をしているのだろうと思う人が多いかもしれませんが、近年は脱毛サロンに足を運び、プロの手による本格的な脱毛を行っている子が増えています。

リビングHOW研究所が全国の女性に実施した「ムダ毛処理事情についてのアンケート」によると、今どきの女子のムダ毛処理デビューは10歳~14歳とされており、脱毛サロンを利用した年齢も15~19歳、なかには10歳(小学4年生)というデータもあります。


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カミソリや毛抜きでこつこつムダ毛を処理していた世代からしてみると驚きの結果ですが、今や脱毛サロンや医療脱毛クリニックでのムダ毛処理は、10代の若い女の子たちの間では「当たり前のこと」になりつつあるのです。

中学生以下の子を持つ親の意見をチェック

中学生が脱毛サロンに通うことに対して、親世代はどう思っているのか、口コミ意見をピックアップしてみました。

子供の脱毛に関しての肯定意見

誤った方法で自己処理をして肌が荒れたり、怪我をしたりするよりは、プロのエステティシャンや医療者に任せた方が安全だし良いと思う。
(大阪府/母親の年齢:42歳/娘の年齢:8歳)
今どきの子は、小学生でも毛深いことを気にしている子が多く、自己処理をして肌を傷めてしまっている子もいます。ですので、小学生や中学生でも利用できるサロンがあれば連れて行きたいですが、近くにないのが悩みの種です。
(愛知県/母親の年齢:38歳/娘の年齢:10歳)
間違った処理をして皮膚を傷めてしまうよりも、若い内からサロンやクリニックできちんと処理をした方が、将来的にも楽だし、キレイだと思う。
(神奈川県/母親の年齢:45歳/娘の年齢:12歳)
自分も中学生の頃からムダ毛を自己処理してきたが、キレイに処理をするのがとても大変だった。その経験があるので、娘にはサロンで楽に処理を受けさせてあげたい
(宮城県/母親の年齢:48歳/娘の年齢:10歳)
ワキの自己処理には限界があります。黒ずみ、剃り残し、肌荒れ、肌隆起などのトラブルも起こりやすいです。自分が若い頃、電車のつり革や手すりにつかまるとワキが丸見えになりとても嫌だったので、娘には脱毛をプレゼントしてあげたいです。
(都道府県:東京都/母親の年齢:36歳/娘の年齢:8歳)

子供の脱毛に関しての否定意見

脱毛にはお金がかかる。お金がかかるようなことをするのは、自分で稼げるようになってからだと思っているので、子供の内からサロンで脱毛をする必要はないというスタンスです。
(都道府県:大阪府/母親の年齢:38歳/娘の年齢:8歳)
まだ子供なので必要ないと思っている。高校生や、もう少し大人になったときに、本人が希望するのであれば、絶対に反対というわけではない。
(都道府県:岡山県/母親の年齢:42歳/娘の年齢:10歳)
ワキ脱毛にかかるお金が出せない。いくらかかるか分からないが、結構高いんですよね?
(都道府県:愛知県/母親の年齢:45歳/娘の年齢:11歳)

親の意見総評

否定的意見としては、まだ子供のうちは必要ないと思っているという意見が大半です。

賛成している意見としては、母親がワキの自己処理でトラブルを経験したことがあったり、脱毛して良かったなどの経験則から、子供の脱毛も賛成というスタンスが多く見られました。

中学生でも脱毛サロンに通えるの?

中学生でも脱毛サロンに通うことは可能です。実際に、大手脱毛サロンのなかには、中学生でもOKとしている脱毛サロンが数多くあります。

ただし、中学生が脱毛を行う場合は、親の同意が絶対に必要となります。また、脱毛サロンによって例外はありますが、大半の施設では初回のカウンセリングは親同伴で受けることを義務付けています。

さらに、毎回の照射に親の同伴が必要となる脱毛サロンもあります。詳しい規約は脱毛サロンごとに異なりますので、希望する脱毛サロンではどのような取り決めになっているのか、事前にきちんと確認しておきましょう。

ちなみに、ワキは部分脱毛のため、リーズナブルな価格で受けられるケースが多いようです。そのため、自分のお小遣いで通う女の子も少なくありません。

中学生でも通える主な脱毛サロンを一覧表にまとめました。

サロン名 年齢制限 契約条件
ストラッシュ 年齢制限なし ・親権者の同席もしくは同意書の提出
ミュゼプラチナム 年齢制限なし ・生理が始まっており月経周期が整っていること
・親権者の同席もしくは同意書の提出
エピレ
TBC
7歳以上 ・親権者の同席もしくは同意書の提出
・初回カウンセリングに親権者が同席できない場合は親権者への電話確認あり
脱毛ラボ 年齢制限なし ・生理が始まっており月経周期が整っていることを推奨
・親権者の同席もしくは同意書の提出
・初回カウンセリングへの親権者の同席(無理な場合は電話確認あり)
ジェイエステティック 中学一年生以上 ・未成年者及び学生(~22歳)までは親権者の同席が必要

永久脱毛が可能な医療脱毛クリニックは基本16歳以上

脱毛サロンができるなら、医療脱毛クリニックでは?と思いますよね。

医療脱毛クリニックで脱毛に使われている医療レーザーは、脱毛サロンの光脱毛よりもパワーが強く、その分より高い脱毛効果が期待できます。しかし、パワーが強いということは、それだけ脱毛時の痛みも強くなります。

成人の場合は麻酔クリームなどを使用して痛みを和らげることが可能ですが、中学生は薬の量を大人ほど使用できないため、十分に痛みを緩和できない恐れがあります。

また、中学生の体は成長途上でまだ肌も弱いため、フルパワーでレーザーを照射することもできません。出力を落として照射を行うので、大人と同等の効果を得るのは難しいと考えられます。

さらに、ホルモンバランスもまだ安定していないため、未成年者に対しては、どの医療脱毛クリニックも「永久脱毛ができる」とはうたっていません。

ある程度まとまった額の費用をかけて脱毛を行っても、再びムダ毛が生えてきてしまう可能性はゼロではないのです。

そう考えると、中学生には医療脱毛クリニックでの脱毛よりも、脱毛サロンでの脱毛の方が向いていると言えるでしょう。

医療レーザー脱毛を行っている主な医療脱毛クリニックを一覧表にまとめました。

クリニック名 年齢制限 契約条件
リゼクリニック 14歳以上 ・生理が2回以上安定的にきていることを推奨
・親権者の同席もしくは同意書の提出
レジーナクリニック 高校生以上を推奨 ・親権者の同席もしくは同意書の提出
アリシアクリニック 16歳以上(中学生は不可)

中学生でも通える医療脱毛クリニックは、リゼクリニックだけです。医療脱毛クリニックは医療機関ですので、やはり慎重な対応をしています。

リゼクリニックは生理が2回以上安定して来ていることを推奨しているため、年齢というよりは、ホルモンバランスが安定しているかどうかを見ていると思われます。

中学生の脱毛サロン通いに関しての学校対応

中学生が脱毛サロンに通う場合、「学校は大丈夫?」「校則違反にはならない?」といった点が心配になります。

しかし、基本的に脱毛サロンは習い事のようなものなので、学校に知られたからと言って処罰を受けるようなことはありません

脱毛サロンよりもゲームセンターのような治安の悪い場所に出入りする方が、よほど校則に抵触する学校が多いようです。

ただし、大型ショッピングモールに入っている店舗などのなかには、校則で子供がひとりで行ってはいけないエリアに含まれている場合もあるため、そういった点は十分に注意を払う必要があります。

心配な場合は保護者同伴で通うか、もしくは保護者から学校に確認をとるようにすると良いでしょう。

中学生でワキ脱毛を脱毛サロンでするメリットは大きい

色素沈着などのトラブルを回避できる

中学生がワキのムダ毛を自己処理する場合、大抵のケースで使われるのがカミソリです。カミソリは正しく使えばとても便利なアイテムですが、誤った使い方をすると、処理をした部位が炎症を起こしたり、色素沈着したりといったトラブルの原因となります。

中学生の場合、大半は正しい使い方をしていないため、上記のようなトラブルを起こす可能性は大きくなります。しかし、早めに脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛してしまえば、自己処理をする必要がなくなり、その結果、肌トラブルを起こすリスクも大幅に軽減させることが可能です。

せっかくの若くてキレイな肌に傷をつけないためにも、プロの手による脱毛は有効と言えます。

ワキ毛やアンダーヘアの悩みが増える時期

成長期の真っ只中である中学生は、女子の体のなかでも、男性ホルモンのテストステロンが多量に分泌されています。

テストステロンには毛を濃くする作用があるため、この時期はワキ毛やアンダーヘアが増え始め、それによる悩みやコンプレックスも比例して増す時期と言えます。

ムダ毛による精神的なストレスも軽減できる

思春期の頃は、ムダ毛が生えているだけでストレスを感じる子も少なくありません。

特に、体育の時間に異性にムダ毛を見られて恥ずかしい思いをしたりすると、そのことがトラウマになり、極端な話、一生引きずってしまうケースもゼロではないのです。

その点、脱毛サロンや医療脱毛クリニックできちんと脱毛しておけば、うっかり自己処理を忘れて恥ずかしい思いをしなくても済みます。また、面倒な手間からも解放されます。

さらに、毛の量が多い子の場合、「自分は人よりも毛深いのかも……」と人知れず悩みを抱えるケースもありますが、そういった心理的ストレスも軽減することができます。

自己処理をするなら電気シェーバーがオススメ!

脱毛サロンや医療脱毛クリニックには通わずに、ワキのムダ毛を自己処理したいという場合は、カミソリではなく電気シェーバーを使うことをオススメします。家電量販店に行けば、3000円前後で女性用の電気シェーバーを購入することができます。

一般的な電気シェーバーには、刃が直接肌に当たらないようにガードが付いています。そのため、肌がダメージを受けにくく、優しくムダ毛を剃ることができます。

ただし、軽減されているとはいっても、肌にある程度の負担がかかることに変わりはないため、処理の前後にはしっかり保湿を行うようにしましょう。

電気シェーバーの購入が難しいなどの理由で、どうしてもカミソリを使いたいという場合は、【中学生でもできる!簡単便利で正しいカミソリでのムダ毛処理方法】の記事をチェックしていただき、正しい使用方法を守るようにしてください。

この記事のまとめ

思春期の中学生にとって、ムダ毛はいわば忌まわしい存在です。特にワキの毛は半袖やノースリーブ、水着などになると目立つため、どうにかして処理をしたいと思う子も少なくありません。

中学生が脱毛サロンで脱毛をすることには賛否両論がありますが、カミソリや毛抜きなどの正しい使い方を理解しないまま自己処理をしてしまうと、ケガをしたり、肌が炎症を起こしたり、色素沈着してしまって後々まで後悔するなどのリスクが挙げられます。

しかし、だからといって、思春期の女の子がムダ毛を放置しておくことは、精神的に耐えられるものでもありません。そのため、体質的に毛が濃い子や、上手く自己処理ができない子については、脱毛サロンでの脱毛を検討してみるという選択肢もありです。

大半の脱毛サロンでは、契約をする前に、親権者の同意や同意書の提出を義務づけています。まずは、親子で脱毛の必要性やメリット・デメリットについて、しっかりと話し合ってみることをオススメします。

その上で、互いに納得がいくようであれば、脱毛サロンでの脱毛を検討してみると良いでしょう。

この記事を書いた人
bythos
bythos
ライター歴15年。美容グッズや健康食品から、医療・美容関連などのライティングはお任せ。脱毛に関しても、脱毛サロンから医療脱毛まで幅広く網羅し、初めての人にも読みやすい記事を心掛けています。