鼻毛も永久脱毛できる医療脱毛クリニック

公開日:2018/06/09 更新日:2019/04/11

鼻毛は定期的に処理する必要があり、自己処理が面倒なため、鼻毛の永久脱毛を検討したことがある人も多いのではないでしょうか?

医療脱毛クリニックで医療レーザー脱毛をすれば、半永久的に鼻毛が生えてくることがありませんが、鼻毛の永久脱毛ができる医療脱毛クリニックはかなり限られています。

また、脱毛サロンに至っては鼻毛の脱毛を扱っているところはほぼ無いといっても過言ではありません。

一体なぜ鼻毛の脱毛ができる脱毛サロンや医療脱毛クリニックの数は少ないのでしょうか?

今回は鼻毛脱毛によるリスクや、鼻毛の永久脱毛ができる医療脱毛クリニックを紹介します。

鼻毛の永久脱毛ができるクリニック

聖心美容クリニック(全国9院)


1993年に開院した聖心美容クリニックは、北海道、東京都、埼玉県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の日本国内に9院と、上海に1院の医院を構えている人気の美容クリニックです。

各院によって取り扱っている脱毛機は異なりますが、熱海院以外のすべての院が扱っているプラノアイス・プラチナム(SHR方式)限定で、鼻毛と耳毛、眉周りの施術が可能です。

鼻毛のシェービングは無料で受けることができます。

◎鼻毛・耳毛の脱毛料金

回数 料金(税込)
1回 8640円
5回 3万4560円
コース終了後1回 6912円

※熱海院ではソプラノアイス・プラチナムが導入されていないので、鼻毛脱毛を受けることができません。

青山ヒフ科クリニック(東京都)


東京都に1院のみ展開している青山ヒフ科クリニックは、ニキビや毛穴、老化対策、赤みなど肌の悩みに特化したクリニックです。

ジェントルレーズという脱毛機を使用し、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類のレーザーを併用して脱毛します。

また施術後にはフェイシャルケアレベルのアフターケアで肌を保湿し、肌を美しく整えます。さらに、オリジナル外用剤を販売しているため、家でのスキンケアをアシストします。

シェービング料金は1箇所につき2160円(税込)かかるため、事前に自己処理をするのがおすすめです。

◎鼻毛の脱毛料金

回数 料金(税込)
1回 5400円

新宿ラクル美容外科クリニック(東京都)


新宿ラクル美容外科クリニックは「美人百花」や「ageha」、「CREA」などのさまざまな女性向けファッション誌に取り上げられた有名クリニックです。

ジェントルレーズPRO-LE(アレキサンドライトレーザー)とメディオスターNeXT PRO(ダイオードレーザー)の2種類の脱毛機を採用し、一人ひとりの悩みに合わせた施術を行います。

新宿院と六本木院の2院を展開していますが、鼻毛の脱毛が可能なのは新宿院のみなので注意してください。また、鼻毛の脱毛に使用する機器はジェントルレーズPRO-LEのみで、メディオスターNeXT PROでは施術することはできません。

鼻毛のシェービング料金は追加費用で1080円(税込)かかります。なるべく自己処理をするよう心がけましょう。

◎鼻毛の脱毛料金

回数 料金(税込)
1回 7290円
3回 2万520円
6回 3万9150円

恵聖会クリニック(大阪府)


2000年開院し、大阪に2院を構える恵聖会クリニックでは、LINE@の相談専用アカウントがあるので、脱毛に関する悩みを気軽に相談することができます。

ソプラノアイス・プラチナム(SHR方式)、ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー)、ダイオードレーザー、ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー)の4種類の脱毛機を採用し、毛の濃さや肌の状態など、患者にもっとも適した脱毛機を使い分けます。

また、鼻毛脱毛1回1000円で、他クリニックと比べるとかなりの格安価格で鼻毛の永久脱毛を受けることができます。

◎鼻毛の脱毛料金

回数 料金(税込)
1回 1080円

ヤナガワクリニック(大阪府)


大阪府に1院のみ展開しているヤナガワクリニックでは、公式サイトに院内の写真を公開しているため、院内の雰囲気をチェックすることができます。

初回限定で受けられるお得な美容治療のコースが多数用意されており、VIOや腕、足など、脱毛の初回トライアルコースも充実しています。

また、ソプラノアイス(ダイオードレーザー)を採用しているためメラニン色素(黒色の色素)に左右されず、日焼け肌や色黒の人でも安全に脱毛することができます。

シェービング料金は1箇所につき1080円(税込)かかるので、事前に自己処理をすることをおすすめします。

◎鼻毛の脱毛料金

回数 料金(税込)
1回 5400円
6回 2万7000円

鼻毛の役割

鼻毛にはさまざまな役割があり、鼻毛を脱毛することによって体に影響を及ぼす可能性があります。

体内への異物の侵入を防ぐ

鼻毛は鼻呼吸をするときに、空気中のほこりや塵、ウイルスを吸い込まないためのフィルターです。

鼻毛がさまざまな方向に向かって生えていることにより、鼻毛にほこりやウイルスが絡んで、気管支や肺への侵入を防ぐ効果があります。

しかし、鼻毛を脱毛することによって鼻毛がなくなると、ウイルスや花粉を吸い込みやすくなるため、風邪を引きやすくなったり、花粉症が悪化したりすること可能性があります。

ニオイを嗅ぎ分ける

鼻の中には嗅毛(きゅうもう)とよばれる鼻毛が生えており、臭いをかぎ分けるための嗅覚神経の役割をはたしています。

通常、嗅毛で感じた臭いが信号となって脳に伝わることで臭いを感じるのですが、嗅毛がないと臭いをかぎ分けることができなくなってしまいます。

鼻の中の湿度を保つ

鼻の中は粘膜が乾かないように、鼻毛により常に保湿されている状態です。

鼻から出た粘液(鼻水)は鼻毛に絡まり、鼻の中の湿度を保つことで、ウイルスの活性を弱めています。

脱毛により鼻毛がなくなると、粘液が鼻毛に絡まることがないので湿度を保つことが出来ず、また鼻水が止まらない原因になります。

鼻毛の脱毛によるリスク

脳へ繋がる血管がたくさん通っている

鼻の付け根から下唇あたりまでの範囲をDanger triangle of the face(死の三角形)といい、脳に血液を送る血管が数多く通っています。

万が一菌が侵入した場合は、直接脳に影響を及ぼす可能性がある非常に危険な部分です。

不衛生な脱毛機を使用して菌やウイルスが脳に侵入すると、髄膜炎や脳膿瘍の原因になり、死に至るケースもあります。

鼻の中でヤケドや炎症が起こる

鼻の中は狭く暗くなっており、とても施術が難しく、また粘膜でできているため非常にデリケートな部位です。

出力の強いレーザーを照射することにより、ヤケドや炎症を起こす恐れがあります。また、粘膜が傷つくと炎症を起こしたり、腫れてしまったりする可能性があります。

鼻毛の自己処理方法

鼻毛のレーザー脱毛はリスクがあるため、なるべくこまめに自己処理をするのがおすすめです。

ただし、間違った自己処理をすると、鼻の中を傷つける可能性があるため、以下で正しい鼻毛の自己処理方法を紹介します。

鼻毛カッター

鼻毛カッターは、鼻の入り口付近しか処理できない構造になっています。鼻毛の剃りすぎを防ぐことができるため、鼻毛の処理に一番おすすめの方法です。

<用意するもの>
・ティッシュ
・鼻毛カッター
・アルコール消毒液

1:ティッシュペーパーで鼻の中の水分をふき取る
鼻の中は湿っており、普段から粘液が出ています。鼻の中が濡れているとムダ毛が倒れていたり、重なっていたりする場合があるため、キレイにカットできません。

水分をふき取ることにより、毛1本1本が立つと鼻毛の処理がしやすくなります。

2:鼻毛カッターを鼻の中に入れ、上下左右に動かしたり回したりする
鼻毛カッターの電源を入れて、鼻の中に入れます。この時、鼻毛カッターを奥まで入れすぎないよう注意しましょう。

鼻毛カッターの先端を鼻の奥で上下左右に動かしたり、360度回転させたりして、鼻毛を絡めるようにカットしてください。

3:使用後の鼻毛カッターをアルコールで消毒する
鼻毛カッターを使用した後にそのまま放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。

次回使うときに雑菌が鼻の中に侵入し、炎症を起こす可能性があるため、使用後は消毒用のアルコールを含ませたティッシュペーパーで軽く拭き取るようにしてください。

また、防水仕様のものであれば水で丸洗いをし、ティッシュペーパーで水分をキレイにふき取りましょう。

鼻毛ハサミ

鼻毛ハサミは刃先が丸くなっている小さなハサミです。刃先が鋭いものは眉毛処理用のハサミであり、鼻毛処理に使用すると鼻の粘膜を傷つける恐れがあります。

<用意するもの>
・ティッシュペーパー
・鼻毛ハサミ
・アルコール消毒液

1:ティッシュペーパーで鼻の中の水分をふき取る
鼻の中は湿っており、普段から粘液が出ています。鼻の中が濡れているとムダ毛が倒れていたり、重なっていたりする場合があるため、キレイにカットできません。

水分をふき取ることにより、毛1本1本が立つと鼻毛の処理がしやすくなります。

2:鼻先を軽くつまみ、上下左右に動かして鼻の穴から出ている毛を切る
処理するのは鼻の穴から0.5~1cmに生えている鼻毛だけです。鼻の中にハサミを入れて処理をするのは絶対に控えてください。

また、処理するときは根元から1本1本不要な毛だけを処理するようにしましょう。

3:使用後の鼻毛ハサミをアルコールで消毒する
鼻毛ハサミを使用した後にそのまま放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。

次回使うときに雑菌が鼻の中に侵入し、炎症を起こす可能性があるため、使用後は消毒用のアルコールを含ませたティッシュペーパーで軽く拭き取るようにしてください。

水洗いする場合は、水でハサミを洗い流した後、ティッシュペーパーで水分をキレイにふき取りましょう。

危険な自己処理方法

鼻毛の手入れにカミソリを使用すると、刃が直接肌に触れるため、粘膜部分を傷つけてしまうリスクがあります。必ずカミソリの使用は控えて、鼻毛カッターや専用ハサミを使用するようにしましょう。

また毛抜きやノーズワックスは毛根から毛を引き抜くので、毛穴に細菌が侵入して毛嚢炎などの肌トラブルを起こすリスクがあります。

ノーズワックスの危険性について詳しく知りたい人は、【ブラジリアンワックスで鼻毛脱毛は危険!?鼻毛ワックスの正しい使用方法とおすすめの自己処理方法】を参照してください。

この記事のまとめ

今回は鼻毛の永久脱毛によるリスクや、鼻毛の脱毛が可能な医療脱毛クリニックを紹介しました。

鼻は死の三角形とよばれる危険なゾーンにあり、脳に血液を送る血管が数多く通っているため、ウイルスが直接脳に入り込む恐れがあります。

不衛生な脱毛機を使用して菌やウイルスが脳に侵入すると、直接脳に影響を及ぼし、最悪の場合死に至るケースもあります。

また、レーザーを照射することでヤケドや炎症を起こすと、粘膜が炎症を起こして腫れてしまったり、炎症部分にウイルスが直接入り込むことで感染症を引き起こす可能性があります。

鼻毛の脱毛は大変危険なので、鼻毛カッターによる自己処理がおすすめです。定期的に処理をして清潔感のある女性を目指しましょう。

この記事を書いた人
シュガー
シュガー
好奇心旺盛な20代前半の小娘です♡『つるはだ』のライターになってから脱毛に興味を持ち、現在は「恋肌」の18回コースで全身脱毛真っ最中!いろいろ体験しているからこそわかる、リアルな体験レポを書いています。