女性でも耳毛が生える理由と正しい自己処理方法|耳毛が脱毛できる医療脱毛

公開日:2018/06/26 更新日:2019/07/01

耳毛は自分では目が届かないため自己処理を忘れがちですが、ふとした瞬間に気になる部位でもあります。

たとえば髪を耳に掛けたときや、可愛いピアスやイヤリングをつけているときに、耳毛が生えていると台なしですよね。至近距離でこそ見えるムダ毛なので、こまめに自己処理をしていないと、接近したときに見られてしまいます。

しかし、間違った耳毛処理をすると、肌トラブルを起こしたり、鼓膜を傷つける原因になかねません。

今回は、耳毛が生える仕組みとおすすめの自己処理方法、また耳毛脱毛が可能な医療脱毛クリニックを紹介するので、参考にしてみてください。

耳毛が伸びる理由

耳毛は通常産毛なので目立ちにくいですが、たまに耳毛が長いおじいさんを見かけることがありますよね。

おじいさんの耳毛が長い理由は、耳毛は「加齢」と「男性ホルモン」が原因で伸びるからです。

老化による毛周期の乱れ


毛周期とは毛が生え変わるサイクルで、加齢により毛周期の間隔は徐々に長くなります。

通常の場合、耳毛は産毛の時点で抜け落ちて新しい毛に生え変わるのですが、年をとり毛周期の間隔が長くなると、耳毛が抜け落ちるまでの間隔も長くなります。

そのため、産毛だった耳毛が濃く長く成長してしまうのです。

男性ホルモンの増加

男性ホルモンの影響を受けて成長する毛は「男性毛」と呼ばれており、耳毛の他にヒゲ、胸毛、すね毛、腕毛、陰毛上部などです。

男性ホルモンは女性でも分泌されていますが、女性の場合男性ホルモン(テストステロン)の量は、男性の約5~10%程度といわれています。(参照:大東製薬工業株式会社)

耳毛が目立っている女性は、ホルモンバランスの乱れにより、男性ホルモンの分泌量が増加したことが原因だと考えられます。

男性ホルモンの増加を抑える方法

生活習慣を改めることで、男性ホルモンの増加を抑えることができます。規則正しい生活を心がけましょう。

バランスの良い食生活

赤身の肉などの動物性タンパク質は、男性ホルモンを増加させる原因のひとつです。よく肉を食べるという人は、野菜や魚などを摂り、バランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。

また納豆や豆乳、きなこには大豆イソフラボンが含まれており、女性ホルモンと似た働きをするため、意識的に摂取するようにしてください。

質の良い睡眠

夜更かしをするとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌を促します。ホルモンバランスを整えるためにも、良質な睡眠を摂るようにしてください。

また質の良い睡眠は、アンチエイジングに不可欠とされている「成長ホルモン」の分泌を高めます。健康的な髪や美肌作りに必要なホルモンなので、規則正しい生活を心がけましょう。

どうしても夜眠れない人は、就寝前にアロマや音楽で体をリラックスさせると、寝つきやすくなります。

ストレスを溜めない

ストレスが多いと自分を守るために、副腎皮質ホルモン(ステロイド)というホルモンを分泌します。

皮膚炎などの治療薬として使用されることが多いステロイドですが、ステロイドの副作用のひとつに「多毛(毛が太く濃くなる症状)」があります。

つまり、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることによって、耳毛のような産毛が太く濃く成長する可能性があります。

耳毛の正しい自己処理方法

耳毛の処理を安全に行うには、耳毛カッターがおすすめです。顔用の電気シェーバーと同じ構造になっており、直接刃が肌に触れることがありません。

(画像:Amazon)

一般的には円筒状のものが多く、耳の穴に刃先を入れて使用します。カッター状は気になる部分を直接カットできるので、完璧に処理したい人におすすめです。

2000~4000円程度で購入でき、鼻毛カッターとの併用も可能です。また、なかにはアタッチメントを取り替えれば、眉毛の処理にも使用可能なものもあります。

今回は円筒状の耳毛カッターの使用法を紹介しますが、必ず取扱説明書通りに使用するようにしてください。

耳毛カッターの使い方

用意するもの

・綿棒
・耳毛カッター
・ティッシュペーパー
・三面鏡または四面鏡(用意できれば)
・保湿クリーム(ワセリンなど)
・アルコール消毒液

1:耳の中を掃除する

耳毛カッターを使用する前に、綿棒で耳の内部を掃除します。耳垢なども取り除いて、清潔な状態にしてください。

2:耳毛カッターで耳からはみ出してる毛を除去

三面鏡または四面鏡がある場合は、鏡で確認しながら処理を行います。

まずは、耳毛カッターの先端部で耳の表面に生えている毛を剃ります。耳の入り口部分から耳の形に沿ってゆっくりとカッター部分を動かし、耳からはみ出しているムダ毛を除去してください。

3:耳の奥の毛を除去

耳の表面の処理が終わったら、耳毛カッターを注意深く耳の奥に挿入します。耳の中でゆっくりと360度回転させ、いろいろな角度から産毛を処理しましょう。

鼓膜を損傷する恐れがあるため、必ず鼓膜付近まで耳毛カッターを入れないようにしましょう。耳の穴入り口5ミリ程度にとどめておくのが理想です。

処理が終わったら水分を含ませたティッシュペーパーを使用し、耳の内部に残った毛くずを取り除きます。

4:アフターケアを行い保湿する

自己処理を行った後の肌は、少なからずダメージを受けている状態です。

肌が乾燥しやすくなっているので、綿棒にワセリンなどの保湿クリームを少量とり、処理した箇所に軽く塗布して保湿してください。

5:使用後の耳毛カッターを手入れして清潔にする

耳毛カッターを使用後にそのまま放置すると、カッターの先端部分に雑菌が繁殖してしまいます。

必ず専用のクリーニングブラシで付着した毛くずを落とすか、防水仕様のものであれば水で丸洗いし、水分をふき取るようにしましょう。

アルコール消毒液を含ませたティッシュペーパーで軽く拭き取るとより安心です。

耳毛脱毛ができる医療脱毛クリニック

定期的に自己処理をするのが面倒だという人は、医療脱毛クリニックの耳毛脱毛がおすすめです。

耳毛は細く薄いため医療脱毛クリニックで施術しても、効果が現れるまで期間がかかることがあります。

リゼクリニック

  回数 料金(税込)
耳毛脱毛5回 5回 2万9800円

リゼクリニックでは、医療脱毛クリニックのなかでも珍しい耳毛の脱毛を扱っています。3万円以内でリーズナブルに耳毛の永久脱毛ができます。

耳毛脱毛は着替えなどの準備がいらないので、所要時間は30分程度です。

リゼクリニックはシェービングサービスが無料です。耳は構造が複雑で自己処理が難しいため、耳毛のシェービングはスタッフに任せることをおすすめします。

脱毛範囲は耳たぶとトラガス(耳の穴の手前にある軟骨部分)ですが、脱毛範囲外でも対応してもらえる場合があります。

気になる部分がある人は、無料カウンセリング時にスタッフに相談してみましょう。

危険な自己処理方法

以下で紹介する自己処理方法は、危険なため推奨しません。

耳毛処理をする際は耳毛カッターを使用するか、医療脱毛クリニックでプロに任せることをおすすめします。

カミソリ

カミソリは刃が直接肌に触れるため、必要な角質まで削り落とします。

また、カミソリの使用により肌表面に細かい傷ができ、傷を保護するために薄い膜のような皮膚が生成されます。薄い皮膚が毛穴を覆ってしまうと、埋没毛(まいぼつもう)の原因になるためカミソリの使用は控えましょう。

脱毛・除毛クリーム

脱毛クリームや除毛クリームは、ムダ毛を溶かして脱毛する仕組みです。

耳の奥は構造が複雑になっており、万が一薬剤が入ると取り除くことが困難です。また、耳の奥は非常にデリケートなため、肌が刺激を受けてかぶれる恐れがあります。

ブラジリアンワックス

(画像:Amazon)

除毛クリームと同様に、かぶれたり、耳の奥に入って取れなくなるリスクがあります。

また、ブラジリアンワックスは固形のワックスを温めて液体にして使用します。ブラジリアンワックスの使用に慣れていないと、温度調節を間違えてヤケドを起こす可能性があるため、耳毛への使用は控えるようにしましょう。

毛抜き

数本太い毛を抜く程度なら問題ありませんが、毛抜きで耳毛を処理すると毛嚢炎(もうのうえん)を起こす危険性があります。

毛嚢炎とはニキビのような症状の肌トラブルで、毛抜きで引き抜いた毛穴から雑菌が侵入することで発症します。

軽度の毛嚢炎の場合、患部を清潔にしておけば自然と治りますが、清潔を保てないと治りが遅くなることがあるので、毛抜きを使用しないほうが賢明です。

耳毛ハサミ

(画像:Amazon)

鼻毛や眉カット用の小さいハサミを使用します。

耳毛カッターとは異なり刃にガードがなく、刃が直接肌にあたるため、使用する際は細心の注意が必要です。必ず三面鏡や四面鏡を使用して、耳の中を確認しながら処理を行ってください。

刃先が耳の中を傷つけることがないよう、穴の手前側の毛だけを処理するようにしましょう。

この記事のまとめ

今回は耳毛の正しい自己処理方法や耳毛脱毛が可能な医療脱毛クリニックを紹介しました。

耳毛を自己処理する場合は、肌に刃が直接当たらないため、耳毛カッターの使用がおすすめです。

脱毛クリームやブラジリアンワックスは、耳の中に液体が入り込むと、取り除くのが困難になるため使用は控えてください。また、毛抜きやハサミの使用は耳を傷つけたり、毛嚢炎などの肌トラブルを起こす原因になります。

どうしても耳毛カッターでの処理が難しい場合は、理容室で顔そりをしてもらうことをおすすめします。

定期的に自己処理をするのが面倒だという人は、医療脱毛クリニックの耳毛脱毛がおすすめです。リゼクリニックでは耳毛脱毛を取り扱っているので、気になる人は一度無料カウンセリングに行ってみてください。

リゼクリニックの公式サイトはこちら♪

この記事を書いた人
シュガー
シュガー
好奇心旺盛な20代前半の小娘です♡『つるはだ』のライターになってから脱毛に興味を持ち、現在は「恋肌」の18回コースで全身脱毛真っ最中!いろいろ体験しているからこそわかる、リアルな体験レポを書いています。