脱毛にはフォトフェイシャル効果あり?ニキビ跡にも効果的なフォトフェイシャルとは

公開日:2018/06/27 更新日:2019/08/01

「顔脱毛をすると、脱毛効果だけでなくフォトフェイシャル効果まで得られる」という噂を聞いたことありませんか?

美容クリニックでフォトフェイシャルを受けようとすると1回あたり2~3万円ほどかかってしまい、価格がかなり高額なため気軽に受けることができません。

本当に脱毛でフォトフェイシャル効果も得られるなら、低コストで脱毛効果と美肌効果の両方を実感でき、まるで夢のような話ですよね。

今回は脱毛にフォトフェイシャル効果があるのか、フォトフェイシャルとは一体何なのか、どんな効果が得られるのかについてまとめました。

フォトフェイシャルの仕組みと効果

フォトフェイシャルとは、肌にIPL治療の光を照射することで、美肌ケアができる美容方法です。

1つの波長を照射するレーザー光とは異なり、波長の異なる複数の光を照射し、肌をトリートメントします。波長の数は機器によって異なりますが、波長の短いものから長いものまで3~7種類ほどの光を照射します。

波長は長ければ長いほど肌の置くまで届き、短ければ皮膚の表面で作用します。さまざまな波長の光を照射することで、あらゆる肌悩みを同時に改善することが可能です。

フォトフェイシャルで使用される光は、カメラのフラッシュのような優しい光なので、肌への負担を最小限に抑えることができます。

フォトフェイシャルで得られる効果

シミ、ソバカス、色素沈着


肌の基底層にはメラノサイトという細胞があり、紫外線や外部刺激を受けると、肌を守るため肌の内側にあるメラノサイトでメラニン色素(黒色の色素)を生成します。

このときに生成されたメラニン色素が原因となり、シミ、ソバカス、色素沈着が発生します。

フォトフェイシャルで照射される波長の短い光はメラニン色素に反応するため、正常な組織や細胞は傷つけません。シミやニキビ跡、薄いほくろなど色素の多い部分のみ、熱ダメージを与えてメラニン色素を分解します。

赤ら顔

赤ら顔にはいくつか原因がありますが、「皮膚内部にある毛細血管が拡張し、肌に透けて見えている」ことが原因の場合、フォトフェイシャルで改善できます。

フォトフェイシャルの光が拡張した毛細血管に作用し、熱で収縮させることによって赤みを抑えます。

シワ、たるみ、毛穴の開き


皮膚は皮下組織、真皮、表皮の3つに分かれており、真皮層ではコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す線維芽細胞(せんいがさいぼう)があります。

フォトフェイシャルは波長の長い光を照射することによって線維芽細胞(せんいがさいぼう)を活性化させるため、コラーゲンの再生能力を促進させます。

コラーゲンが再生すると肌に弾力が生まれ、シワやたるみ、毛穴の開きの改善に効果的です。

脱毛にフォトフェイシャルの効果があるのは本当

脱毛サロンの光脱毛とフォトフェイシャルは同じ波長の光を使用しているため、光脱毛にフォトフェイシャルの効果があるというウワサは本当です!

ただし、フォトフェイシャルと同じ光を使用している脱毛機は、ルミナス社が開発したIPL(Intense Pulsed Light)方式の脱毛機のみです。

SSC方式やSHR方式の脱毛機にはフォトフェイシャル効果がないので注意してください。

IPL方式って何?

メラニン色素(黒色の色素)に反応する特殊な光を照射し、毛を生成する「毛母細胞」に栄養を送る「毛乳頭」にダメージを与えて抑毛を促す脱毛方法です。

IPL方式にはさまざまな波長の光を使用されているため、光が肌の奥まで広範囲に届きやすく、SSC方式やSHR方式に比べると抑毛の効果が高いといわれています。

医療機関のフォトフェイシャルよりパワーは劣るものの、同じ波長の光を使用しているので、若干ではありますが美肌効果に期待ができます。

IPL方式の脱毛ができる脱毛サロンはキレイモPIKARI、、銀座カラー恋肌シースリーです。

さらにキレイモやPIKARIでは、顔脱毛をよりフォトフェイシャルに近い「光フェイシャル」に切り替えができます。光フェイシャルについて、以下で詳しく説明します。

光フェイシャルとは

フォトフェイシャルは医療行為とされており、医療機関でしか施術することができません。そのため、脱毛サロンエステサロンで受けられるフォトフェイシャルを「光フェイシャル」といいます。

キレイモやPIKARIでは顔脱毛を光フェイシャルに変更することが可能で、光フェイシャルに切り替えることにより、通常の光脱毛よりも美肌効果を実感することができます。

美容医療で行うフォトフェイシャルと比較すると効果が劣りますが、通常の光脱毛よりも美肌や美白に効果的です。

光フェイシャルとフォトフェイシャルの違い

光脱毛とフォトフェイシャルでは同じIPLという光を使用していますが、使用している機器が異なり、光の出力も異なります。

医療行為であるフォトフェイシャルのほうがエステよりも出力が強いため、人によってはヤケドや赤みなどの肌トラブルを起こす可能性があります。

・フォトフェイシャル:約20~30ジュール
・光フェイシャル:約20ジュール

ジュールとは熱の出力エネルギーの単位です。脱毛サロンや医療脱毛クリニックによりジュール数は異なり、個人差はありますがジュール数が高いほど痛みを伴い、効果があります。

キレイモの公式サイトでフォトフェイシャルのジュール数を質問した結果、キレイモのフォトフェイシャルでは20ジュールで照射しているとのことです。

顔脱毛を光フェイシャルに変更できる脱毛サロン

追加料金なしで顔脱毛を光フェイシャルに切り替えできる脱毛サロンを紹介します。

キレイモ

キレイモでは顔脱毛を光フェイシャルに変更することが可能です。当日に受付などで光フェイシャルに変更したい旨を伝えれば、その場で変更することができます。

ただし、パックプラン、永久保証付きプランのみのサービスであり、月額プランは顔脱毛を光フェイシャルにすることはできないので注意してください。

キレイモについて詳しく知りたい人はこちら

光フェイシャルの上手な使い方

キレイモやPIKARIでは顔脱毛を光フェイシャルに切り替えをすることが可能ですが、光フェイシャルばかりしていては顔脱毛を完了することができません。

顔脱毛をしながら美肌になれる、上手な光フェイシャルの使い方について紹介します。

大切なイベントの前に

光フェイシャルは即効性がありますが、数日後には効果が薄れてくる可能性があります。デートやコンサートの前など、ここぞという時に使用するのがおすすめです。

肌トラブルで困ったとき

シミなどの色素沈着や肌ツヤが気になるとき、肌がくすんで見えるときに光フェイシャルに切り替えると、肌トラブルを改善できる可能性があります。

また、光フェイシャルを繰り返し受けることにより、肌トラブルが起きにくくなります。

顔脱毛に満足したら

顔脱毛は20回くらいするとつる肌になれるといわれていますが、人によっては12回程度で満足する人もいます。

18回コースを契約している場合、残りの6回を光フェイシャルに切り替えることで、光フェイシャルの効果を持続させることができます。

ただし、先にフォトフェイシャルを利用すると、顔脱毛ができなくなるので注意するようにしましょう。

この記事のまとめ

今回は脱毛とフォトフェイシャルの関係性、脱毛によってどんな効果が得られるのか、光フェイシャルが受けられるおすすめ脱毛サロンについて紹介しました。

光脱毛とフォトフェイシャルは同じIPL光を照射しており、光が真皮層に届くことによって、コラーゲンやエラスチンなどの生成をする線維芽細胞を活性化し、美肌効果を得ることができます。

また、コラーゲンやエラスチンの生成によりターンオーバーの促進にもつながり、シミやニキビ跡などの色素沈着、シワやたるみを改善することができます。

キレイモとPIKARIでは、顔脱毛をよりフォトフェイシャルに近い光フェイシャルに切り替えることが可能なので、気になる人はぜひ無料カウンセリングで話を聞いてみてください。

この記事を書いた人
シュガー
シュガー
好奇心旺盛な20代前半の小娘です♡『つるはだ』のライターになってから脱毛に興味を持ち、現在は「恋肌」の18回コースで全身脱毛真っ最中!いろいろ体験しているからこそわかる、リアルな体験レポを書いています。