全身脱毛で後悔する人が続出!?後悔しないための対策方法まとめ

公開日:2018/07/20 更新日:2019/03/08

ムダ毛の自己処理から解放され、堂々とおしゃれを楽しめる全身脱毛。

かなり身近なものとなっており、なんと月々1435円から全身脱毛を体験できる脱毛サロンもあります。

しかし全身脱毛を完了するには、相場として20~30万円程度を支払うため、それなりの料金が必要です。

せっかく高いお金を払って全身脱毛をしても、後悔したらもったいないですよね。

そこで今回は、全身脱毛で後悔しないために、後悔しない脱毛サロンの選び方や対処法、また脱毛によるリスクを紹介します。

脱毛の効果がなかった

奮発して全身脱毛を始めたのに、正直あまり効果が感じられません…。続けていても意味無いので、もう止めてしまおうか悩み中です。
脱毛サロンの光脱毛は12~18回程度通う必要があるため、気長に続けましょう。また毛周期(もうしゅうき)に合わせて通うことで、より脱毛効果が高くなります。

対処法

ムダ毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」のサイクルを繰り返して、一定の周期で生え変わっています。このサイクルを毛周期といい、脱毛サロンの光脱毛は、「成長期」の毛にしか作用しません。

個人差はありますが、通常は2~3カ月の周期で新しい毛に生え変わるため、毛周期に合わせて2~3カ月に1回のペースで通うことが推奨されています。

また「成長期」の毛は全体の20%程度なので、1回照射しただけでは全体の20%の毛にしか効果がありません。全身つる肌になるためには、12~18回程度脱毛に通いましょう

毛抜きでの自己処理は毛周期を乱すため、脱毛期間中はおすすめしません。 

費用が予算オーバーした

月額制で契約をしたのですが、ムダ毛がなくなるまで通い続けていたら、予算をオーバーしてしまいました。かなり後悔しています…。
月額制は自分で脱毛を止めると決めるまで、月々の支払いを続けることになります。予算をあらかじめ決めているのであれば、回数制がおすすめです。

対処法

月額制は、自分が止めたいときに止められる便利な料金プランで、月々の支払い料金も少ないため、気軽に始められます。

しかし、自分で脱毛を止めると連絡しない限り、毎月支払いが続くため、気付いたら予算オーバーするリスクが高くなります。

ある程度予算が決まっているのであれば、総額が明確に決まっている回数パックがおすすめです。予算に応じて回数を決めることができるため、予算をオーバーする心配がありません。

また回数制でも一括で支払う必要はなく、脱毛サロン指定のローンや、クレジットカードのローンを利用すると分割で支払うことができます。

プランや通い方について詳しく知りたい人は、【脱毛費用の月額制と回数制を料金や通い方まで徹底比較】を参照してください。

スタッフの勧誘がしつこい

脱毛料金が安かったので全身脱毛を契約したのですが、スタッフが脱毛中ずっと勧誘してきます。別の脱毛サロンにすればよかったと、かなり後悔しています。
脱毛サロンを選ぶ際は、無料カウンセリング時のスタッフの態度をチェックしましょう。また、公式サイトに「勧誘0」と記載している脱毛サロンもおすすめです。

対処法

一昔前までは勧誘がひどい脱毛サロンがありましたが、最近はほとんどの大手脱毛サロンが公式サイトで「勧誘0」を宣言しています。

しかし店舗やスタッフによっても接客態度は異なるため、無料カウンセリングで様子をみるのがおすすめです。

私自身いろいろな脱毛サロンのカウンセリングを体験してきましたが、「勧誘0」と宣言しているにも関わらず勧誘する脱毛サロンがありました。反対にまったく勧誘がなく、あっさりとカウンセリングが終わる脱毛サロンもあります。

万が一勧誘された場合は、曖昧な返答をするのではなく、他のコースには興味がないことをはっきり伝えましょう。

痛みが強すぎた

脇やVIOラインを脱毛するとき、パチンと弾かれたような痛みがあり、毎回痛みに耐えるのがツライです。
脱毛前に保湿をすることで、照射時の痛みを和らげることができます。脱毛前はいつもより念入りに保湿ケアをしましょう。

対処法

医療脱毛クリニックの医療レーザー脱毛は、200度程度の熱が発生するため痛みが強く、ほとんどの医療脱毛クリニックでは麻酔が用意されています。

しかし脱毛サロンは、医療脱毛クリニックより出力が低く70度程度の熱なので、痛みに関してはそこまで心配する必要はありません。

ただし脇やVIO部分は毛が濃く太いため、脱毛時に光が強く反応する場合があります。

すこしでも痛みを和らげるためには、脱毛前に必ず肌を十分に保湿するようにしましょう。肌が乾燥していると肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなります。

またSHR方式の脱毛は、肌への負担がすくなく痛みが少ないのが特徴の脱毛機です。どうしても痛みが不安な人は、SHR脱毛を採用しているストラッシュがおすすめです。

またキレイモでは、無料カウンセリング時にハンド脱毛を体験することができます。脱毛の痛みが気になる人は、一度キレイモで体験してみてください。

追加料金をとられた

1人暮らしをしているため、背中のシェービングに苦労します。しかし、どうしても剃り残しができてしまうようで、毎回シェービング料金を1000円とられてしまいます…。
ほとんどの脱毛サロンでは、シェービング代やキャンセル料などの追加料金が発生します。あらかじめ確認するようにしましょう。

対処法

脱毛サロンは主にシェービング料やキャンセル料など、脱毛料金以外にも追加料金が発生することがあります。

事前の自己処理で剃り残しがあった場合、追加料金を支払ってシェービングしてもらうことになります。シースリーではシェービングサービスを無料で行ってくれるので、剃り残しの心配がある人はシースリーがおすすめです。

ただし、自己処理をしてくることが前提です。シェービングに時間をかけていると脱毛の時間が短くなるため、背中やうなじ、VIOなど自己処理が難しい部位のみ任せるようにしましょう。

キャンセルはペナルティとして追加料金が発生する場合と、脱毛1回分消化する場合があります。脱毛サロンによってペナルティは異なるので、必ず事前に確認してください。

予約がとれない

せっかく全身脱毛をはじめたのに、全く予約がとれません!私の通っているサロンは1年に4回しか脱毛ができないのに、このままでは4回も脱毛に通える自信がありません。
来店時に次回の脱毛予約ができる脱毛サロンなら、確実に予約をとることができます。

対処法

脱毛の予約方法は、電話や会員専用webページなど、脱毛サロンによってさまざまです。なかでも、来店時に次回の予約ができる脱毛サロンでは、確実に予約をとることが可能です。

またTVCMや電車の広告で見かける脱毛サロンは、知名度が高く人気なため、予約が取りにくい可能性があるので注意してください。

予約状況は店舗によって異なるため、無料カウンセリングであらかじめ確認しておくと良いでしょう。実際に脱毛サロンに通っている友達がいれば、聞いてみるのもおすすめです。

私が通っている脱毛サロンはオフィス街にあり、平日は予約が埋まっていますが、休日は比較的空いています。反対にショッピングモール内の店舗は、平日よりも休日の方が、予約が埋まっていそうですね。

顔やうなじ、VIOが全身に含まれていなかった

全身脱毛には当然顔とVIOが含まれているものだと思っていたのですが、いざ全身脱毛しに行ったら、顔とVIOは対象外だと言われてしまいました。
実は全身脱毛でも、顔とVIOは対象外という脱毛サロンはあります。契約してから後悔しないために、あらかじめ確認しておきましょう。

対処法

脱毛サロンによっては、全身脱毛に顔やVIOが含まない場合があります。

後々顔とVIOのみを追加しようとすると、かなりの金額が必要になるため、顔やVIOの脱毛を検討しているなら、はじめからすべて含まれている全身脱毛がおすすめです。

契約する前に公式サイトや無料カウンセリングで、脱毛範囲を確認しておきましょう。

顔とVIOが含まれる脱毛サロンについて詳しく知りたい人は、【全身脱毛で顔とVIOを含むおすすめの脱毛サロン】を参照してください。

日焼けができない

私は日焼けしやすい体質なのですが、脱毛は日焼け厳禁だと言われました。日焼けしないよう気をつけていても、毎回脱毛サロンのスタッフに注意されてしまいます。
脱毛はメラニン色素(黒色の色素)に反応する光を使用するため、日焼けして肌が黒くなっていると、肌のメラニン色素に反応してやけどなどの肌トラブルを起こす場合があります。

対処法

脱毛中の日焼けがだめな理由は、主に3つあります。

1:日焼けをしている人は、メラニン色素が多いため脱毛の光が分散される。また毛根だけでなく広範囲に光が反応することで、脱毛効果が低下する。

2:毛根だけでなく肌に直接光が反応するため、痛みを感じやすい

3:日焼けは軽いやけど状態なので、水分が失われ乾燥している状態。肌のバリア機能が低下しているため、光照射により炎症を起こすリスクがある。

脱毛期間中は日焼け止めや日傘で、必ず紫外線対策を行いましょう。どうしても日焼けしたい人、地黒の人は、メラニン色素に関係なく照射できるSHR方式がおすすめです。

脱毛によるリスク

脱毛はさまざまな肌トラブルを引き起こす恐れがあります。脱毛してから後悔しないために、脱毛によって起こりうるトラブルを確認しておきましょう。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、毛穴の中の毛包にブドウ球菌が繁殖することで発症する皮膚炎です。脱毛により肌がダメージを受け、肌のバリア機能が低下すると、毛嚢炎を引き起こすリスクが高まります。

軽度のものであれば3~4日程度に自然に治ります。痛みや痒みがある場合や、1週間たっても治らない場合は、通っている脱毛サロンや皮膚科の医師に相談するようにしましょう。

毛嚢炎について詳しく知りたい人は、【脱毛が原因でできるブツブツは毛嚢炎?注意点や対処法教えます】を参照してください。

やけど

脱毛サロンや医療脱毛クリニックの脱毛は、一般的にメラニン色素に反応する特殊な光を使用して脱毛します。

通常はやけどする程の出力で光を照射することはありません。しかし、何からの原因により毛根部分や肌に熱を持ちすぎると、脱毛によりやけどする恐れがあります。

ホクロやシミ、色素沈着部分はメラニン色素が多いため、照射前には必ず保護シールでカバーしてもらいましょう。また、日焼けや地黒の場合もやけどのリスクが高くなるので、注意が必要です。

脱毛によるやけどが心配な人は、メラニン色素に関係なく脱毛ができる、最新理論のSHR脱毛がおすすめです。

増毛化・硬毛化

脱毛により、毛が増える「増毛化」、毛が太くなる「硬毛化」といった症状が、発症する場合があります。顔や背中などの産毛部分に起こりやすいと言われています。

原因はまだ判明されていませんが、産毛だった毛根の細胞を光で刺激したことにより、毛を生成する細胞が活性化したのではないかと考えられています。

増毛化・硬毛化のメカニズムが判明されていない以上、残念ながら予防策や改善策はありません。万が一発症した場合は、ニードル脱毛への切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ

全身脱毛で後悔したという人の声をリサーチし、よくある失敗例をまとめて、解決法を紹介しました。

効果があらわれるか心配な人は、毛周期に合わせて通うことで、より脱毛効果を高められます。また脱毛サロンで脱毛を完了するには、12~18回通う必要があります。

予約が取りやすさが心配な人は、来店時に次回の予約を入れられる脱毛サロンがおすすめです。

さらに脱毛により、毛嚢炎ややけどなどの肌トラブルが発症するリスクもあるため、それを理解したうえで、脱毛を契約するようにしましょう。

この記事を書いた人
ako
ako
ニードル脱毛は3本で断念。光脱毛や医療脱毛、ブラジリアンワックスに糸脱毛と、国内で行われている脱毛方法はほぼすべて網羅。 これまで書いてきた脱毛に関する記事は1000を超える。ちまたでは「脱毛ライターのプロ」って呼ばれているのさ(自称)。